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2023年の外食業界を予想してみる

こんにちは!!
本日は2023年の外食業界というテーマで書いてみたいと思います。
2023年は変化しそうというか、既に変化はし続けているのですが、「コロナ前に戻る!」という目論見がただの希望であることが明らかになって、確実に外食業界全体が変化を強いられる、そんな1年間になるのではないかと思います。


Ⅰ コロナ前の姿は戻ってこなかった

2022年の外食市場全体の売上は 前年比113.3%。
あれだけ緊急事態宣言を多発していた2021年と比べて、わずか13%しか増えなかったことは、結構驚きでした。

特に居酒屋業態に苦戦は顕著になっており、改善の見通しもない。
コロナ禍でインターネット上でのコンテンツが一気に躍進したことで、居酒屋に行きたい人が減っているのかもしれない。
もはや競合は居酒屋のライバル店ではなくなっているのかもしれません。

Ⅱ インバウンドは好調?!未来は明るい?

インバウンドは一気に戻ってきた感じがある。
というかこの数年間低迷しすぎていた。

前職で京都の中京区であったり、兵庫県姫路市を担当していたこともありましたが、その時にお世話になった飲食店の方々は最近とても忙しそうです。
観光客をメインに集客していたところは、この1年で一気に立て直せる可能性もあるかもしれませんね!

Ⅲ デリバリー・テイクアウト の流行りは終了?!

フードデリバリーサービスが勢いがなくなってきているのは周知の事実である。DiDi、フードパンダ、DoorDashと日本から次々と外資系企業が撤退をしていっている。

ゴーストレストラン関連のベンチャー企業も1~2年は注目されたが、2023年以降は注目の的ではなくなるだろう。デリバリーについては、配達料や手数料を入れて価格設定をする必要があり、商売的にはかなり厳しい。

テイクアウトについては、あまりにもコンビニ弁当のレベルが高すぎる。よほど美味しいお弁当や特別なことでもない限り、コンビニでなく飲食店で買うメリットがないことも事実であろう。

Ⅳ 2023年に流行るのは何だろうか・・・・

おおまかな方向として、今後のトレンドになる2パターンを予想します!

1 .1人飯や2人飯がしやすい飲食店

今後、各ジャンルで回転寿司をベンチマークにした属人化しない飲食店が流行るのではないか、と思います。コロナをきっかけに大人数の飲み会が減る一方、人々は1人で過ごす時間や少人数での交流を好むようになったので、そっちにシフトしていくお店が流行ってくると予想します。

一番良い例としては、焼肉ライク。

これに続く形で、1人しゃぶしゃぶとか、1人モツ鍋、とかそういったお店がボコボコ誕生してもおかしくない2023年だと予想します。

2.  エンタメ×飲食 のお店

先程も記載しましたが、コロナ前と比べると外食全体の市場規模が減っているので、元々は居酒屋に行っていた人が、その時間を使って 家でゲームしたり、Netflix見たりと、別のことで時間を消費している。
したがって敵は外食業界の競合ではなく、いわゆるネットコンテンツなのかもしれない。

そんな中で、時間をかけてでも行きたい!と思わせるコンテンツを持っているお店が強くなるということは自然の流れだと思います。

例えば、ホリエモンが立ち上げた【小麦の奴隷】がかなり良い例かと思います。地方都市を中心にフランチャイズ出店を進めていますが、地方都市だからこそエンタメが少なく、エンタメとしてのパン屋がより際立つようになっています。
元々パン屋自体がエンタメ要素があるとは思いますが、そこにホリエモン含む本部が色々なマーケティング施策を用意してるので、エンタメとしてリアル店舗の価値が増すのだと思います。

最後に

近年、目まぐるしく変化が続く外食業界ですが、2023年はどうなるのでしょうか。今後も流行りものを見つけては実際に行ってみて、noteにシェアしていきたいと思います!

本日は以上です

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