育てる No.2535
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自分を育てるのものは自分である。
徳永 康起(やすき)
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致知2021年5月号からのご紹介です。
昭和8年から昭和46年に掛けて教師として奉職された徳永先生は、
国民教育の父と呼ばれる森信三先生の謦咳に触れつつ、
森先生をして「超凡破格の教育者」と絶賛された人物でした。
教師人生の晩年に小学校の校長を拝命した後、自ら降格を願い出て一教員に戻られました。
それは学級担任となり、子供たちとの直接的な関わりを通じて、その魂の成長に深く関わりたいと思われたから。
子供たちに真に寄り添い、魂に火をつけるためにも先生は、
「人が動かないのは自分の流す汗が足りないからだ」
と考え、人に命令する前に自らが動くことを生涯貫かれたそうです。
子供たちにも、「自分を育てるものは自分である」と気付きを与え続ける一方で、突き放すのではなく、沢山の愛情を注いでじっくり待つ。
先生の導きにより人生を救われた生徒は数多く、先生の退職祝賀会には百人を超える元教え子たちが集まったそうです。
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