子供の頃
東京のあの巨大なスケール感、あの土地にある無数のビルやマンション。そして人。
東京に来る度に感じてたあの感覚は大人になると少し薄れていく。
見上げて不安になったあのビルも建っているのが不思議ではなく当たり前になっていた。
東京の雰囲気に慣れていくと少し虚しいような背伸びしたようなそんな感覚だ。
そう言えば子供の頃、年に1回家族と行くディズニーがすごく好きでとてもワクワクした。
何日も前からガイドブックを眺めたりネットで情報を集めたり。
当日の朝はとっても早くて高速バスに乗って移動した。
ずっと窓から見える景色を見てて、気がつけば田んぼや林がマンションやアパートになっていた。
今でも高速道路から見たあの街の景色は忘れられない。
何もかもが新鮮であの頃から街の隅々まで観察するのが好きだったんだな。
ディズニーから帰る時の高速道路も好きだった。
ディズニーの余韻に浸りながら永遠と続くオレンジの街灯、キラキラ光る東京の夜景を見ていた。っていう子供の頃の記憶。
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