いつかまた誰かを好きになる時
この世界の片隅で、私と私の好きな人が愛し合えるだけで、私はこの世界に生まれてこれて良かったのだと思うだろう。
中学のころから同性を好きになり始め、好きな気持ちを伝えてはいけないような苦しみを抱え、同性を好きになるという孤独さを抱えてきた。好きな人がすぐ近くにいるのに、その人を好きな気持ちはこの胸の中にあるのに、それでも伝えられないもどかしさが辛かった。空を見上げて、この空はあの人の街にも広がっている、ただそれだけに好きな人との繋がりを見い出せた。今、同じ夕焼けが、星が、月が