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仕組みで解決か、それとも腕力で解決か 「回転率を上げる手段」について

こんにちは! 本村です。

さて、今回は「仕組みで解決か、それとも腕力で解決か 『回転率を上げる手段』について」というテーマでお話しできればと思います。

大層な内容ではなく、ただただ個人的な思いつきで書いたものになります。

因みにここで言う回転率は”飲食店においてのお客様”を指しています。


Chapter1:化粧室の無いお店



大阪難波の街を歩いていると飲食店において、お客さんに優しい店とそうでない店が極端に分かれているような気がしました。

売上至上主義の世界なので、仕方がない面もあると思うのですが。

このChapter1で述べているお客さんに優しい店というのは、化粧室の有無を指します。

要するに店内にトイレが存在するか存在しないかの話です。

基本的に客単価が高いお店にはトイレが設置されているか、あるいは店を出て直ぐの所(真横等)に設置されていることが多いはずです。

しかしながら、そうでないお店は店舗からある程度時間を要する距離に化粧室を配置させています。

遠くの場所に設置させることで、お客さんの入れ替えをスピーディーに行い、回転率を上げられるからです。

さらに、喫茶店がこのカードを切るとただでさえ回転率を上げているにも関わらず、コーヒーなどによって発動する利尿作用により回転率のスピード感が×2倍近くになります(大体)。

付け加えると、ほとんどの喫茶店はスタバのコーヒーと同等の値段かあるいはそれ以上する場合が多いです。

そして、上記の例と対照的な位置付けに存在するのが”サイゼリヤ”になります。

サイゼリヤは、お客さんの回転を少しでも早くするために、客単価を下げて営業しています(通常のお店ではできない価格設定)。

そして何より、注文した料理が登場するまでの時間の早さが圧巻です。

ミラノ風ドリアは注文してから6〜7分程で提供され、肉料理系は10分弱でお客さんの元へ届きます。

パスタに関しては、おそらく上記の半分程の時間でお客さんのテーブルへ召喚されると思います。

なので、ざっくりとではありますが、サイゼリヤの回転率の高さは、このChapterで上述した喫茶店とは異なる仕組みで、結果が出ている(回転率を上げられている)ことになります。


Chapter2:仕組みで解決か、それとも腕力で解決か



メニューに表示されている商品価格は1ミリもイジることなく、周辺環境を整える、言い換えると”仕組みで解決”するお店。

一方で、周辺環境に左右されずに自前のリソース(資源)で戦い続ける、言い換えると”腕力で解決”するお店。

大雑把ではありますが、上記の様な2種類に大別されると思います。

余談ですが、百貨店内に構えているレストランは、ほとんどが仕組みで解決するお店だと見受けられます。

それに、値段もそれなりに高い為、中々凄いなぁと思っていたりします。

とは言っても、百貨店内にあるレストランは月々に掛かる店舗代いわゆる家賃が極めて高いです。至近距離で大型の駅があり、併設している環境になっているからだと思われます。

そのため、具材の仕入れなどとは別の意味で商品価格を上げざるを得なかったりもします。

この辺りの話はまた、どこかでできればと思います。

今回の内容としては、個人的に思い立って書いたものになりまして、着地点も曖昧なままなので、ここらで終わろうと思います。




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