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急速に成長しているAI時代に可能性が広がる2つのポイント

今日は連載を一旦お休みして、AIのお話を。


衝撃を受けた動画

4か月程前の動画ですが、先日はじめて見て衝撃を受けた動画。

何が衝撃だったかといえば、落合陽一さんが使いこなしているAIツールたち

もちろんコンピューターサイエンスを研究されている落合陽一さん自身もすごいですが、画像から読み取れることをテキストにするAIやテキストから音楽を作るAIを駆使して、テーマ曲をものの数分(数十秒?)でつくっていたのです。
AIツールの幅の広さと、使い勝手の良さに衝撃を受けました。

当然ならがChatGPTは知っていて、使っていて、これだけでも日々驚きと楽しみがあるのですが、それより前にすでにPicture to Text、Text to Musicができるようになっていたとは・・・!!

これは、サムネイルで「シンギュラリティが再来年やってくる」と書いてあるだけのことはあります。

AIツールが使えるとどうなるのか?

で、結局これがなんなのか?
こんなAIたちを使ってなにができるのか?
なにをしていけばいいのか?

絵を描くのが苦手なわたしでも、AIに文字を打ち込めば絵が描ける。
学校の授業でしか楽器を触ったことはないし、作曲なんてまったくしたことがないわたしでも、AIにイメージを打ち込めば音楽が作れる。
プログラミングの勉強をしたことがなくても、作りたいプログラムをAIに指示すれば、プログラミング言語を書いてくれる。

つまり、純粋に一人ではできなかったことができるようになる、ということです。
わたしはあれやこれやビジネスモデルを考えては、「アプリがつくれないからできないな」「絵が描けないから説明できないな」「ポップな音楽にこの歌詞を入れればおもしろいのに」と思っていましたが、
こんなこともあんなことも、ひとりでできるようになってしまうということ。

もっと言えば、ひとりの力が最大限に拡大していく
これが、友達の少ないわたしがわくわくが止まらない理由です(笑)。

戦略のたたき台もつくれるChatGPT

では、いま話題のChatGPTはどうなのかというと・・・、
「使いこなしている」というほどではありませんが、iPhoneでもPCでも、ほぼ常にオンラインでいつでも使えるような状態で、なにか困ったら文字を打ち込んでいます。

個人的にとくに良いなと思ったのは、現在本業で進行中の新事業立ち上げのためのビジネスモデル構築

いろいろなインプットをしながら、「〇〇戦略を当てはめるとどうなるだろう?」「このビジネスモデルを当てはめると?」など、いろいろと常に考えています。

でも、経営戦略やビジネスモデルなどを相談できる人はまわりにほぼ0。
壁打ち相手がいないので(相談できる人がいないので)、すくない時間をやりくりしながら地道に「〇〇戦略の場合、〇〇の要素がコレで〇〇がコレだとすると・・・」なんて考えていました。

でも、これをChatGPTをつかうと・・・

わたし「~という製品を作っています。〇〇戦略に当てはめると、どんなビジネスモデルができる?」
ChatGPT「1.低価格戦略モデル・・・、2.〇〇モデル・・・、3.〇〇モデル・・・」
わたし「低価格戦略モデルについてもう少し詳しく教えて」
ChatGPT「〇〇・・・」

なんてことが、ものの数十秒でできるわけです。
もちろんこれが正しいというわけではないものの、考え方や当てはめ方、発想などをもらって、ここからたたき台を作っていく、という使い方ができるんです。

BingAIとのちがい

そしてChatGPTのほかにも、チャットでやりとりができるAIがあります。
たとえば、Microsoftが提供するBingチャット
MicrosoftはChatGPTをつくっているOpenAIに出資していて、中身はほぼChatGPT。
ただ、インターフェイスや仕組みなどが少し違うので、わたし自身、日ごろから使い分けています。

簡単に比較してみると、こんなかんじ。

■ChatGPT
□メリット
・項目ごとにチャットを分けられる
・項目ごとに過去のチャットも保存しておける(検索履歴が残る)
□デメリット
・2021年9月までのデータしかない

■Bing
□メリット
・基本データはChatGPTと同様2021年9月までだが、「最新のiPhoneを教えて」と言えば、インターネットから検索して「最新のiPhoneはiPhone14です」と教えてくれる
・検索した結果の表示と一緒に、参照元のリンクを載せてくれる
□デメリット
・検索履歴が残らない
・回答がChatGPTより遅い
・スマホではBingアプリかMicrosoftEdgeアプリ、パソコンではMicrosoftEdgeを使わないと利用できない
(・順番待ちリストに参加登録しておかなければいけない→わたしが利用し始めたときはこれがありましたが、もしかするといまはないのかも・・・?)

Bingはあくまでも検索に特化しているので、履歴は残せない。
けれど、ChatGPTに比べて最新情報からもデータを引っ張ってこれたり、参照元をしっかりと提示してくれるので、いままでの「単語検索」ではない検索ができる

これからの時代に重要な2つのポイント

冒頭に書いたように、AIを介した文字や音、画像の生成は加速度的に伸びることは目に見えています。
OpenAIが研究しているものでも、これだけあります。

チャット : ChatGPT
画像 : DALL-E2
音楽 : Jukebox
音声認識 : Whisper
3Dモデル : Point-E

もちろんほかにもAIを研究している機関・企業はあるので、ChatGPTだけでなくほかのAIサービスもどんどん増えてくるでしょう。

AIは、まさにWired誌の創刊編集長ケヴィン・ケリー氏が書いた『〈インターネット〉の次に来るもの 未来を決める12の法則』に書かれた法則、「Cognifyng/認知化」の部分。

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結局AIを止めることはできないわけだから、あとはどう使いこなすか。
「Questioning/正しい質問を思い浮かぶ能力」が問われる時代になってきたということで、2016年に出たこの本の先見性に驚くばかり。
そして、この本で書かれていたような、自分にパーソナライズされたAGIが数年から十数年先には現実になりそうでわくわくしています。

正しい質問をつくり、個人の力を最大限発揮させてなにかを創造する
これが加速度的に拡大するAIの時代を生きていくポイントになりそうな気がしています。

#ChatGPTをじぷたと呼んでいるのはわたしぐらい

#ChatGPTはじぷたで変換されるように登録している

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#AIが秘書になる

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