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ビジネスを作れる人はやっている、一石二鳥のアウトプット手段

本当は成長したい。本当はビジネスがしたい。

仕事のスキルを上げたい、洞察力を上げたい、自分でビジネスを立ち上げたい、と思っている人は大勢います。
でも、「何をしたらいいのか」「どうしたらいいのか」がわからず、結局「ただ思っているだけ」の人がほとんど。
ここから踏み出せるかどうかが、大事な分かれ道。

具体的に言えば、ビジネスについて体系的に学ぶことと、その知識を身近なものに当てはめて考えること、アイデアを作ること
これがとても重要です。
アイデアを作ることについては今回は割愛して、今回はそのほかの「体系的に学ぶことと知識を身近なものに当てはめて考えること」について書いていきます。
具体的には、算数で割り算を学んで、目の前にあるお菓子4個を二人で分けるときに4÷2=2と計算して2つずつわける、そんなイメージです。
これで、知識が定着すると同時に、割り算の使い時、使い方が身についていきます。

内向型のインプット方法は本が基本

では、そのビジネス知識は何でインプットするのか?
内向的のわたしの場合は(笑)、本です。

わたしは、どうしても人と会うことに抵抗を感じやすい内向型なので、多くの人と話したり相談するよりも、読書の方が性に合っています。
ネットでもいろいろな知識が手に入ります。
でも、ネットでは、根拠のないことから怪しげなビジネスの話までいろいろあります。
読書についても同様ですが、ネットに比べればエビデンスが整っているものが多くありますし、レビューで信憑性やその本の評価が事前にわかります。
だから、わたしは、読書で体系的なビジネスの知識やビジネスの事例を学ぶことが多い、ということです。
もちろん、ネットにも即時性という利点もあるので、使い分けしながらインプットしています。

また、わたしとは逆に外交的な人は、人と話していく中でインプットを増やしていく人もいます。
キンコン西野さんなどは、まさに外交型のインプット方法を体現している人でしょう。
本からインプットしているわたしも、結局はひとり(あるいは2人など)がその本を書いているわけなので、結局は人からのインプットということにはなるのですが、どちらが良い悪いではなく、自分に合った方法でインプットしていくことが大事です。

使いやすいアウトプット手段

よく、「インプットよりアウトプットを増やせ」ということを言われます。
たしかに、その通り。アウトプットすることで、インプットが定着するからです。
でも、アウトプットにもいくつも手段があります。
わたしのようにこうやってnoteに書いてまとめることもアウトプット。
SNSで投稿するのもアウトプットです。
そしてもうひとつ、手軽な上効果バツグンなのが、「身近なものに当てはめて考えること、使うこと」です。

世の中は、いろいろなビジネスで成り立っています。
その周りにあるビジネスに注目することで、そのビジネスの学びを定着させ、活用させることができます。

たとえば、サブスクリプションを学んだとき、「自分が契約しているサブスクはどういうビジネスモデルになっているんだろう?」と考えてみる。
「サブスクは、ただの定額制では失敗する。顧客と企業がWin-Winで成長していける関係になっているサブスクこそ成功する」ということを学んだら、
「Netflixはたしかにレコメンド機能がすごくて、観れば観るほど自分の好みに合ったものをすすめてくれるな。しかも、Netflixはこうやって顧客の好みを細かくタグ付けして評価している。その情報から○○と△△の要素が組み合わせたコンテンツが人気が出るから、とそういったコンテンツを作っているなんて…面白いコンテンツがどんどん出てくるわけだ」
「トヨタのkintoって、○年の縛りもあるしその年で全体を割っただけのサービスだな。顧客の使用状況から何か情報を蓄積して製品開発に充てるんなら良いけど、トヨタ自動車と別会社っぽいからそんな重要データのやりとりもしにくそうだし、そもそもそんな設計のビジネスモデルになってないよな…」
といったように。
よく観察してみると、周りは学べるビジネス事例の宝庫なんです。

最近気になったビジネス事例

こうやって考えていると、いろいろなものが目につくようになってきます。
たとえばわたしは食生活で、できるだけ多く野菜や魚をとるように心がけています。
かと言って、私…料理はできません(笑)
なので、平日の昼食は断食か外食がメイン。
そんななか、職場から近くて(時間ロスが少なくて)野菜も魚もとれるのは、すき家なんです。
後輩には「え?すき家で牛丼頼まないんですか?」と言われましたが(笑)、いつも頼むのは鮭定食とサラダです。

そこで最近気になっていたのが、スマホ注文。
「机に貼ってあるこのQRコードなんだろう」と思っていたのですが、物は試しということで、先日ようやくスマホ注文を体験してみました。
わたしは比較的IT系に強い方だと思いますが、そんなわたしでさえ、「めんどくさい」し、「わかりにくい」と思わせる使い勝手でした。

習慣化の20秒ルール

増やしたい習慣は20秒早く(簡単に)できるようにデザインし、減らしたい習慣(悪癖など)はいつもより20秒多くかかるようにデザインする」というハーバードの20秒ルールというものがあります。
具体的には、「朝起きてから運動したいなら、寝巻きをパジャマの代わりにスポーツウェアにして、起きてすぐ運動できるようにする」とか、
「タバコを吸う数を減らしたいのであればタバコの箱に紐をぐるぐる巻きにしておいて、吸いたくなったときはこの紐を何周も外さないとタバコが吸えないようにする」なんてことです。

要するに、カンタンなものは習慣化しやすく、めんどくさいものは習慣化されずやらなくなっていく…ということ。
このルールを今回のスマホ注文で考えるとどうでしょう?
そう、「めんどくさい」から、続かない
どんなに他に良い機能があったとしても、使われなければただのムダです。

スマホアプリを作る、維持するにはかなりのコストがかかります。
そんなにコストを使った末に作ったアプリがこの出来では、どうでしょう?
もちろん今後改善されていく可能性はありますが、わたしがスマホ注文を使ったのは、スマホ注文ができてからすぐのタイミングではありません。
致命的な改善はされているはずです。
それでも、この仕様。
つまりわたしには、このアプリはビジネス上の失敗にみえます。

観察と考察はシミュレーション

もちろん、大企業においてひとつのスマホアプリが成功しようが失敗しようが、全体の業績に大きく影響が出るわけではないでしょう。
でも、こういったひとつひとつのサービスについて日頃から考えていくこと。
これ自体が、自分自身の良いアウトプットになり、「自分がビジネスを作るとしたら?」と考えることで、自分がビジネスを作るときの良いシミュレーションになっていくのが重要だとということです。
このアウトプット手段は、ビジネスを作る人や成功させる人が無意識のうちに行っている、インプットの定着とシミュレーションの一石二鳥になる方法です。

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