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Let's Dance!!

こんにちは、拓海です。

前回、ダンスの始め方について書いてみました。

今回は、Let's Dance!と銘打って、ダンスの覚え方とダンスをする上で最も重要なリズムとカウントについて、大学時代、後輩にダンスを教えていた経験を基に書いてみようかと思います。

これを読めば、今までよりもダンス覚えるのが早くなるかも…?

それでは、行ってみます。


2つのパターン

今回、ダンスの覚え方について、大きく2つのパターンに分けてアプローチしてみます。

それは、

①感覚派

②論理派

の2つです。

自分がどちらかわからないという人は、以下のブログ・動画を参照してみてください。

ここで言う、感覚派とは心人間、論理派とは頭人間を指していると考えて頂ければいいかと思います。

それぞれのパターンについて、オススメの覚え方について説明していきます。

※あくまでも自分個人の経験と、上記の記事に基づいた考察ですので、個人差はあるかと思います。

①感覚派(心人間)

覚え方

まずは、感覚で覚える人たちからいきましょう。

感覚派の人たちは、物事を自らの見るまま感じるままに捉える傾向があるため、1.2.3.4...といったカウントで覚えるよりも、あなたが感じた感情を基に覚えていくのがいいかと思います。

オススメの覚え方は、動きに自分なりの擬音をつけてみることです。

ちなみに自分はこのタイプです。

自分が覚えるときは、動きを見て「ビヨーン」とか「シュッ!!」とか擬音と動きをセットにして覚えています。


(そのせいで一番仲のいい論理派の後輩を教える時に苦労した話は、また後ほど...)


また、自分で歌いながら歌に合わせて覚えるのもオススメしておきます。

体力=心肺機能も鍛えられるし、2次会のカラオケ芸としても重宝しますよ(実体験)

冗談はさておき、もちろん鼻歌程度でかまいません。


さらに、もう最初から曲に合わせて踊ってみるのも1つの手として紹介しておきます。

少し上級編になりますが、

曲を何秒かごとに細切れにして、最初の○秒だけ覚える。覚えたら次の○秒を覚える。覚えたら...

という風に覚えていくのもありかと思います。


②論理派(頭人間)

覚え方

続いて、論理的に覚える人たちです。

もうお分かりかもしれませんが、感覚派の人たちと真逆です。

何事もロジカルに捉え、物事を順序立てて考える傾向があるため、

1.2.3.4...といったカウントと動きをセットで覚えたほうが良いと思います。

カウントの取り方はまた後ほど解説します。


ここで先ほど仄めかしていた論理派の後輩に教えていた時の事の話でも。

今では一番仲の良い友人の1人である、思ったことはなんでも丁寧に伝えてきてくれる後輩の話です。

その後輩にいつも通りダンスを教えていたとき、

擬音が多くて全くわからないし、覚えられない

歩いていて後頭部に突然野球ボールが飛んできたときのように衝撃的な一

言でした。

衝撃的すぎて練習を一時中断し、ボーッと後輩達の自主練習を見ていると、1.2.3.4...というカウントで練習をしていることに気づきました。


次の日から、カウントで後輩に教えるようにしてみると、

昨日とは打って変わって

昨日と違って覚えやすい


自分はここから人によって教え方や接し方の違いを意識し始めました。

早い内に自分の人によって教え方、接し方を変える事の大切さを教えてくれた、この後輩の一言には感謝しています。


さて、話は戻りまして、次のオススメです。

それは、曲と動きを一旦分けて、動きだけを細切れにして段階ごとに覚えていくことです。

感覚派の覚え方では、曲と動きをセットにして覚える方法をオススメしました。

しかし、論理派の人は物事を順序立てて考える傾向があるため、この傾向を練習にも採用します。

つまり、以下のような手順になります。

1.動きを細切れにして、部分部分の動きを覚える。

2.部分ごとの動きを覚えたら動きだけをつなげてみる。

3.曲のカウントをとる。(例:1.2.3.4...)

4.曲のカウントを口ずさみながら踊ってみる。

5.曲と合わせる。

このように段階を踏んで覚えていくことが、論理派の人にはオススメです。


リズムとカウントについて

最後に、リズムやカウントの取り方を説明して終わろうかと思います。


リズムとカウントとは

リズムとカウントって何が違うの?と思われる方もいらっしゃると思うので、簡単に解説します。

基本的には同じですが、強いて言うなら以下の特徴があります。

リズム=曲のベースとなる音

例:バスドラムやベースの低音、メトロノームなど


カウント=リズムを数字で表したもの

例:8ビート→8カウント、ドン・ドン・ドン・ドン→1・2・3・4


以下からは、視覚的にわかりやすいカウントを基に説明していきます。


表と裏

リズム及びカウントは表と裏があります。

表と裏の違いは、どのタイミングでダウンをするかによって決まります。

厳密に言うと少し違うのですが、わかりやすくするためダウンで統一します。

ダウンについては以下の動画をご覧ください。

文字に起こしてみると次のようになります。

表のカウント:”数字”の部分でダウンを行う

裏のカウント:”・”の部分でダウンを行う

1 ・ 2 ・ 3 ・ 4 ・ 5 ・ 6 ・ 7 ・ 8


大体のダンスは表のカウントと裏のカウントを組み合わせて作られています。その他にも、曲の中で登場する特徴的な音やアクセントが組み込まれていることもあります。

つまり、ずーっと一定のカウント・リズムで踊っているという事はないという事です。

初心者の方がダンスを覚えようとして、まず最初にぶち当たる壁は

このカウントの変化だと自分は思います。


そのため、

ダンスを覚えたい!!かっこよく踊ってみたい!!

という方は、カウントの取り方を練習しておいて損はないかと思います。


具体的には以下の動画で詳しく説明されているため、そちらをご覧ください。

※この動画で解説されているダウン=表、アップ=裏とお考えください。


最後に

おさらいとして、覚え方とリズム・カウントについてまとめておきます。


感覚派

・覚えたい動きに自分なりの擬音をつけてみる

・歌いながら動いて覚える

・曲を細切れにして曲と動きをセットで覚えていく(中級~上級向け)


論理派

・動きをカウントとセットで覚える

・曲と動きを一旦分けて、動きだけを細切れにして段階ごとに覚えていく

・順序立てて段階的に覚えていく


リズム・カウントについて

・ダンスのリズム・カウントは一定ではない

・表と裏のカウントはダウンをするタイミングの違い

・初心者が躓きやすいポイントでもあるため、練習しておくと良いかも


以上になります。


ここまで読んでくださった方、ありがとうございました。

いかがでしたでしょうか。

今回は、感覚派と論理派の2パターンそれぞれにオススメのダンスの覚え方と、リズムとカウントの取り方について書いてみました。


何事もそうだとは思いますが、あなた自身に当てはまる練習法を見つけることができれば、上達が早いのはもちろん、より楽しんで練習することができるかと思います。


この記事が誰かの楽しさが芽生えるきっかけになるのを願うばかりです。

リズム・カウントの練習は自宅でもできますので、外出自粛で自宅にいる時間が長い今やってみることをオススメして締めようと思います。

それでは。

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