第一志望内定だった私が転職した理由

こんにちは!ポジウィルの認定トレーナーの久留(ひさとめ)です。
このnoteでは、私の自己紹介とポジウィル参画への想いをお話します。


キャリアの始まりは第一志望内定から


私は大学院卒業後、第一志望だった大手食品メーカー(商品開発部門)に就職しました。
志望理由は大学まで競泳というスポーツをやってきた自分にとって親しみのあるスポーツサプリメントを開発している会社であり、かつ大手で給与面でも安心できたからです。

実はこの会社、高校時代に理系選択をした時点で入りたいと考えていた会社で、そこに向けて大学や専攻を決めてきたので、就活はまさに順調そのものでした。

1社目で感じた違和感


希望通りの会社に入り、さらに配属も一番希望していた部署であった私は、正直こんなに上手く行って良いのかとニヤニヤしていました。
実際に働き始め、自分の使用してきた商品を開発することはワクワクしましたし、商品の売れ行きを左右する味を決める工程には特におもしろさを感じていました。

しかし、仕事にも慣れ始めた2年目の頃、業務が縦割りであることへの違和感を感じ始めました。開発部門の責任範囲はあくまで工業化であり、商品コンセプトや売上はマーケティング部門の責任であるため、自分の開発した商品の売上がどうなったかについて関心を持つ人は少なかったのです。
部門の責任範囲が明確なのは企業にとって大切だとは思いますが、大学まで競泳というダイレクトに数字で結果が返ってくるスポーツに触れてきた私にとって、自分の関与した仕事の結果に関心がない環境というのはどうしても受け入れ難かったです。

転職活動で悩んで出した答え


この頃から、転職という言葉が私の中でちらつき始めました。
とはいえ、元々「スポーツにも関連しそうだから、この商品を作っている会社に入る」という、ある意味決め打ちで人生のルートを決めてきた自分にとって、転職活動は簡単なものではありませんでした。実際、とりあえず転職サイトを見てみるという期間が5か月くらい続きました。

転職を考えている期間で気づいたのは、自分は「将来どういう状態になりたいのか」をあまり深く考えてこなかったということです。良くも悪くも高校時代に決めた目標が具体的であったために、その後大学、大学院と様々な経験をする中で自分の興味関心が変わっていくことを無視してしまっていたのだと気づきました。

そこで、一旦時間を取って幼少期からの経験を振り返り、詳細に言語化することにしました。そうすると、自分でも驚くほど将来のありたい姿が見えてくるようになりました。
この自己分析を通して、自分は誰も気づいていないことを見つけ、創造することに喜びを感じ、さらに目に見える結果を出せるようになりたいのだということに気づきました。

結果として、経営コンサルティングという仕事はまさにこの2つを叶えられる仕事だと思い、転職をすることとなりました。

なりたい姿をイメージすることの大切さ


実際にコンサルティングファームに転職すると、これが大変。
今までから大幅にキャリアチェンジしたため、話していることも理解できないし、それに対する応え方も分からず、本当に何度も辞めようと思いました。
そんな中でも自分で納得して決めたことだからと、なんとか先輩社員に食らいついていく日々を送っていました。
幸い、1年を過ぎたあたりから仕事が軌道に乗り、どんどん仕事を楽しめるようになり、マネージャーとして部下を持つまでに成長できたので、本当に1年目で歯を食いしばって頑張れた自分を褒めてあげたいと思います。

仕事は楽しいことばかりではないですし、特に転職のように環境が変われば必ず大変な局面にぶつかるものだと思います。その時に、自分のなりたい姿をイメージ出来ているかどうかで、踏ん張れるかどうかも変わるのだと身をもって感じた瞬間でした。

ポジウィルでトレーナーをやる理由


私はキャリアを含め、将来について考えることは、自分の可能性を想像することであり、とてもワクワクすることだと考えています。一方で、なかなか一人では自分の本心に気づきにくく、それが悩みに転じることも。
ただ、キャリアに悩むのは本気で考えている証拠でもあります。何事でも本気で向き合っている人はかっこいい!そう思うからこそ、本気でキャリアに向き合っている人にはその熱量が納得できる方向に進んでほしいと心から願っています。

そして、そんな皆さんの道筋を照らせるよう、私も心を込めて伴走いたします。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

最後にキャリアについて悩みの方は、まずは無料カウンセリングで相談しませんか。
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