映画「グリーンマイル」優しい大男が突きつけた善意の危うさ
トムハンクスは本作のインタビューでこう仰っています。
本作は、主人公以外の役が
重要な意味をたくさん備えられた映画です。
囚人への敬意が溢れる副主任のブルータス、
死刑が見たくて看守になった嫌われ者のパーシー、
人間達の優しさと悪意を両方受け取ったネズミのミスタージングルス、
底知れない悪で凶悪犯罪を犯した、囚人ウィリアム。
どの役を掘り下げても
重厚なテーマが浮かんできそうなほど、存在感がある。
それぞれが複雑に絡み合って
より大きなテーマが浮き彫りになってくる、