創業10ヶ月・フルリモートチームが経営合宿してみた
for Craftsは、「だれもがものづくりを続けられる社会をつくる」をビジョンに、食品メーカー品質管理部向けのfを開発しています。(ピボットを経験した経緯はこちら↓)
for Craftsは神戸を拠点にしている僕以外のメンバーはデザイナー・エンジニアで構成されており、ほぼリモートで参画しています。
合宿の目的:目標を擦合わせる
ここ最近、リモートが故に生じるコミュニケーションの難しさから、擦合わせが必要だと感じる場面が多くなってきました。
ゼロイチ真っ只中で一企業として顧客に価値提供し続ける体制を整える必要性と、それに応じて個々の役割を越えていく必要性を感じていたことから、認識を擦り合わせるため、3日間の合宿を行うことにしました。
本noteでは、合宿のアウトプットとその過程で得たfor Craftsの価値観について触れます。
そもそもの課題感をもとに目的を設定しました。ASIS-TOBEを明示することで現在地を把握、課題感の認識を揃えます。
合宿の成果:全体の認識を擦合わせた
結果として、よいアウトプットを得られた時間になりました。
こと僕にとっては、会社の残金や今後の事業戦略、エクイティストーリー、僕が普段考えていること(そのうち共有することを心理的に躇っていた点を)共有したことは、僕自身が「慣れていない or 不向きなために不得手なリーダーシップを発揮しようとしていた」「自身のキャパを広げようと抱えていたけど、僕がみんなに頼るべきなんだ」と全体を通して気付けたよい時間でした。
僕が合宿で意識したこと
whyから始める
各アジェンダの冒頭で、「この時間ってそもそもなんのためにやるんだっけ?」と振り返ることから始まりました。
10xな発想を生むために「10年後の食品流通の当たり前とは?」をテーマにブレストする時間を設けていましたが、落ちゆく未来を予想することより自分たちがつくりたい未来をどうつくるかに重心を置く時間にしよう、とWSを行う時間に変更。僕たちが目指す「だれもがものづくりを続けられる社会」を細かく言葉に落としていきました。
コトに向かう
発散したアイデアを収斂していくなかで大切にしていたことは、コトに向かうべきであり衝突を恐れてはいけないということ。議論がひっくり返ることも多々ありますが、だからこそチーム全体が納得感をもって進められています。
僕個人として、些細で、本質的ではない衝突を予防するためには、あらゆる不文律をなくすべきだと思っています。お互いの得意・不得意を明示化する星取表をはじめ、個人の特性を理解することが健全に衝突できる土台になると、試行錯誤しております(星取表についてはこちら↓)
先人に頼る
僕たちfor Craftsには、よいメンバーが揃ってきつつあると自負していますが、未だ理想とするチーム像との差分は大きいのが実情です。。その差分を埋めるための一つとして、積極的に知見を持つ先人の胸を借りるようにしています。
今回の合宿においては、BtoB SaaS事業会社リードデザイナーの方にプロダクトUI・UX、開発チームについてアドバイスを伺い、僕たちよりゼロイチ経験豊富なアドバイザーの方には、いま僕たちが解こうとしている課題と価値仮説をぶつけて事業計画をたたいてもらっていました。
地方拠点ではあるもののリアルタイムで先人に悩みを相談できる環境をつくれていることは大きなアドバンテージであり、なにより期待いただいていることの証明だと思っています。
おわりに
休日の大切な人と過ごす時間を僕たちに割いてくださった方々に、この場を借りて御礼申し上げます。また合宿のアジェンダについて相談に乗ってくれた尊敬する諸兄方、友人もありがとうございました!
📣メンバー募集中
こんな僕たちですが、レガシー産業のDX推進に泥臭く立ち向かう仲間を募集中です。組織が小さいために裁量も大きく、一人目として事業に必要なすべてをゼロからつくる役割になります。
創業期のため、for Craftsが会社として成長していくなかで与えられる機会も、僕個人としてギブできることも可能な限りギブできたらと思っています!
少しでもご興味がありましたらお気軽にお話しましょう🙌
平日18時~20時の間をほぼ解放しております↓
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