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[アメリカ留学/生活]アメリカの就活事情とボスキャリ/ロスキャリ

こんにちは、Takumacchoです。

今週末は、いよいよボストンキャリアフォーラム(ボスキャリ)ですね。

ボスキャリとロサンゼルスキャリアフォーラム(ロスキャリ)はアメリカ留学生にとって最大の就活イベントです。

今回はオンラインで開かれるようで、例年とは少し違った要領になるとは思いますが、就活生のみなさんも大変な時期たと思うので、頑張ってください。

かくいうぼくも、今現在勤務しているDeloitteという監査法人にロスキャリで内定をもらいました。

Deloitteは大手4大会計事務所(通称Big4)の1つで、ボスキャリに毎年出展しているので、会計学を勉強している学生であれば、今週のボスキャリで説明会に出席する方も多いのではないでしょうか。

そこで、今回は、アメリカ留学生の就活事情や、キャリアフォーラムで内定をもらうまでの流れなどをまとめてみました。

アメリカ留学生の就活事情

アメリカでは、日本のように「就活解禁」のような概念はなく、大学生が就職活動をするときは、大体インターンシップを探している人が多いです。

アメリカのインターンシップは、日本と違い、大体1か月から3か月である場合が多いので、そのインターンシップ中に評価され、終わるころに内定をもらうという形が、一般のアメリカ大学生が就職をする方法です。

そして、インターンをした会社に必ずしも学生が就職をするわけではなく、内定を受けなかったとしても、履歴書にその経験を書き、自分にあった会社に応募する人もいます。

留学生の場合、インターンシップを見つけることは大変です。

学生ビザでは基本的にアメリカで仕事をすることは違法になってしまうからです。

例外としては、自分の専攻に関係があり、大学の授業の一部であるならば、労働を許可するというのがあります。(詳しくは「学生ビザCPT」と検索してください)

ぼくはその例外を使い、会計学専攻だったので、ワシントン州国税局でインターンをして、Deloitteでもインターンをしました。

やはり、インターン経験があるというのは、学生の就活において自分を差別化できるので、学生のうちからインターンはやっておいたほうがいいです。

アメリカは日本と違い、よーいドンで就活が始まるわけではないので、ボーっと学生生活を続けていると、周りはインターンの経験をもっているのに、自分だけなんの経験もなく、就活に失敗するというケースは少なくありません。

日本でも、アメリカでも、就活は誰にとっても大変です。

ボスキャリ/ロスキャリ

日本人留学生にとって、アメリカの大学は大体9月に始まり、6月に年度が終わるので、日本の会社に卒業後すぐに就職となると、なかなかタイミングが悪いです。

日本にいないので、就活情報はほとんどネット頼りになります。

そこで、アメリカの中で日本人就活の大イベント、ボスキャリや、ロスキャリに賭ける人が多くいるわけです。

ぼくは、大学院時代にロスキャリに事前登録をし、同時に3つの企業に応募しました。

そうすると、1週間ほどでその企業から連絡がきて、電話面接をしました。

最初はその企業の人事の方と、次にStaff(入社1年目、2年目の方)、そしてManagerの方、最後にPartnerの方と、キャリアフォーラムが始まってもいないのに電話で話をしました。

3つの企業から連絡がきたので、合計10回ほど電話面接をしたということになります。

そうなんです。キャリアフォーラムって当日前から、もうすでに選考がはじまっているんです。

キャリアフォーラムでは、多くの方が当日に内定をもらいます。

しかし、企業からしたら、その日に会ったばかりの人には、もっと時間をかけて見極め、内定をあげたいですよね。

ですので、キャリアフォーラムに出展をしている企業は事前にめぼしい候補者に連絡をとって電話面接を始めているんです。

これを知らない人は、

「キャリアフォーラムはWalk-Inがあるし、事前に企業に応募しなくても大丈夫」

と考えてしまいます。

ですので、事前登録はしっかりとして、当日のスタート地点からほかの人と差をつけるのがキャリアフォーラムで成功する秘訣だったりします。

そして、キャリアフォーラム当日は面接の嵐です。

ぼくは朝の8時から夕方6時の閉館まで、面接がずっと入っていました。

もう、お昼ご飯を食べる隙もありませんでした。

そして、夜が来たら、企業の面接をした方から夕食に誘われました。

これはコンサル、会計事務所系の企業だけかもしれませんが、最終面接はその夕食という感じでした。

つまり、夕食に誘われないと、内定がもらえないということです。

ぼくはその夕食の席で1社から内定をもらう旨を伝えられ、他の企業からは後日電話で内定をもらいました。

すごく長い3日間だったのを覚えています…

ここからは余談なのですが、

ぼくはロスキャリに行く途中の空港で携帯電話をなくしてしまい、この3日間携帯がない状況で参加しました。

やはり1番困るのは時間ですね。腕時計を持ってきていなかったため、面接の時間になったかどうかわからず、本当に焦りました。

隣に座っていた人に話しかけ、時間を聞こうとして少し会話をすると、偶然にも、共通の知人がおり、その人から腕時計を3日間かしてもらうことができました。

携帯をなくしても、内定ってもらえることをこの日初めて知りました。

面接官に携帯をなくしたことも伝えました。笑

そして、3日目の夜、企業の方と夕食を言った後に、友達とハロウィーンイベントがあるユニバーサルスタジオに行く約束をしていたので、そこまでのタクシーを面接官の方に読んでもらい、払ってもらいました。

本当に感謝をしています。

ただ、恩をあだで返すようで申し訳ないのですが、後日その企業からの内定を蹴ってしまいました…

まとめ

余談はここまでとして、キャリアフォーラムは就活生にとっての大勝負です。

面接の準備、企業への申し込みをしっかりして、楽しんでください!

ぼくも、当日はすごく忙しかったですが、同時にたくさんの方と話しができて、楽しかったです。

また、なにかアメリカ就活事情について、質問があればコメントしてください。

ではまた。







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