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今年度の補助金実績 本年もありがとうございました!
こんにちは、元政府系銀行員×元補助金審査員×コンサル会社経営 の川原です。
中小企業や個人事業主の方が財務や数字を武器にして ”儲かる” "お金が増える" ための情報を発信しています。
noteでは、私の普段の活動や今後何をしていくのか、何を考えているのか、といったことを書いていくつもりです。皆さんのビジネスのヒントや私を知って頂く機会になれば幸いです。
今年は補助金関連で多くの企業様の新たなチャレンジを応援させていただきました。
本業である経営支援コンサル(顧問や経営改善支援プロジェクト)の傍ら、これだけの申請ができたのは、ご紹介いただいた方々、外部パートナーの方々をはじめ、多くの心を寄せていただいている皆さまのおかげです。
ありがとうございました!
【今年度補助金実績】
〇小規模事業者持続化補助金
申請数:17(内、採択結果発表済みが12)、採択数:5、採択率41.7%
〇ものづくり補助金
申請数:5(内、採択結果発表済みが3)、採択数:2、採択率66.7%
〇事業再構築補助金
申請数:69(内、採択結果発表済みが49)、採択数:31、採択率70.6%
〇事業承継補助金
申請数:1(内、採択結果発表済みが1)、採択数1
〇経営力向上計画
申請数:4、採択数4
ということで、傾向としては
◎得意:事業再構築補助金
〇普通:ものづくり補助金
×苦手:小規模事業者持続化補助金
という感じです。
もちろん案件にはよるのですが…。
小規模事業者持続化補助金は自分の感覚と採択結果があまり一致せず、いまだつかみ切れていない感じがあります。
件数も多いし、審査員によるバラツキも多い印象です。
補助金の中では比較的簡単ですし、とにかくエントリーしてみるが吉ですね!
なお、採択率に関しては、理論上は100%が理想だと思いますが、
個人的には70%程度がベストと考えています。
弊社では余程でない限りは申請にチャレンジするスタンスですが、採択率を気にしすぎると、お断りするようなケースが増えてきます。
最後は審査員との相性もあり、「出してみないとわからない」という部分は残る世界なので、一定の不採択を許容しつつ、なるべくクオリティを高めて申請するのが良いかなと。
そういう意味では、全体としては自分のイメージする採択率に近いので、そこは満足しています。
最近のご相談の傾向としては、補助金のご相談が落ち着き、代わりに405事業(経営改善計画策定にかかる補助制度)のご相談が増えております。
コロナ下から現在は、金融機関のスタンスが明らかに変わっております。
リスケには簡単に応じてくれないというケースも増えているとのことで、今後はそういった方の金融機関交渉や経営改善計画の支援に力を入れていきたいと考えております。
※405事業は、経営計画策定や金融機関交渉にかかる費用の2/3が補助されます。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
お読みいただきありがとうございました。