9回泣いたマンガ読書感想文

興奮と記憶が冷めやらぬうちに、先ほど読み終わったばかりのマンガ読書感想文を書きます。

森恒二先生の『自殺島』です。

17巻完結、読み終わりました。

なぜ、この本を選んだかと申しますと、

ぼくはWEBライターをやっておりまして、最近までマンガのおすすめ記事みたいなのを書いていました。

そのお仕事をしていくときに、この『自殺島』をあつかったのですが、読者の評判もとてもよく、おもしろそうだったから読んでみたかったのです。

そうでなければ、決して手に取ることはなかったであろうマンガです。

だってタイトルがなんか怖いじゃないですか。

読んだら落ち込みそうなタイトルだから、ぼくは物語は元気になれるやつのほうが好きなので、今まで目にはしていたけど興味はわかなかったです。

なんかどうせ人がいっぱい死んでくみたいなストーリーだろ

浅はかな感じのやつだろ　どうせ　と思ってました。

ところがとんでもない　すばらしい名作でした！

社畜と少女でも思ったけど、この作品もなんかタイトルのネーミングがもったいないなあと思っちゃいますね。

読者を逃しちゃってる気がする

しかし、『自殺島』を読んでぼくは9回泣きました。

震えました、まじで

ぼくはネタバレとか嫌いなんでくわしくは書きませんが

自殺とか書いてるけど、じつは生きることをテーマにしています。

死じゃなくて、これって生の物語やん
って中盤くらいから気づいてきました（遅い）

生きるってなんだろう？

なんで生きることを楽しめないんだろう？

ほんとうの感謝ってなんだろう？

そもそも感謝ってなんだろう？

感謝の意味ってたぶんわかってない　

この作品をじっくり読んでみると、その答えに近いところまで、もしかしたら行けるかもしれません。

そして、生きるってすばらしいなって感じると思います。

すごーく、すごーく、深いテーマをもった物語です。

暗い気持ちになるどころか、きっと生きる力がわいてくると思います。

ぼくは、人生に希望を失っている人にこそ見てほしい。

けっして絶望を助長するようなマンガではないから！

タイトルが残念だなあと思いますが、

深いテーマではありますが、暗い気持ちにはなりませんし、

サバイバル要素がメインなのでフツーにハラハラ・ドキドキで楽しめますし

登場人物のほんとにたくさん出てきますけど、おまえらサイコーかよって思います

ボウシ（キャラの名前）、おまえサイコーかよ　ってなります

とにかく、人生を力強く前向きに生きていきたい人に読んでもらいたい。

これを読んだら、

もしこれを読んで涙が自然に出てくるようなら

あなたはきっと大丈夫

きっと希望になるどころか、もしかしたら人生を大きく変えるくらいの力をもったすばらしい作品だと思います。

ぜひ、ぜひ

ちなみに、ぼくは近所のツタヤでレンタルして読みました。

ぜんぜん知らなかったけど、いまツタヤってコミック借り放題サービスがあるんですね。

月1000円で一回に5冊が限度だけど、何回も借りにいけばコミックが1000円で読み放題ですよ！

やばくないですか

おれは神サービスすぎてびびりました

月1000円で何冊読めるか挑戦してやろうかなとか思ってます。

1万冊は読みたいね、ホリエモンがマンガを1000冊読んで考えたみたいな本を前に出してたけど、

ぼくは1万冊よんで、なんか書いてみたいですね。

ツタヤのコミック借り放題もめちゃくちゃサイコーだと思うのでぜひ

だってすごくないですか　どう考えても月1000円で読み放題ですよ

まんが喫茶つぶれますよね　ていうかまんが喫茶に行く意味がわからないです　もったいない

というわけで、マンガ読書感想文でした。