カメラバッテリーのパッキンのホコリを掃除したい
デジカメを使っていると、しだいにバッテリー蓋のパッキンにホコリが付着してくる。
とくに外で交換する機会が多いと、汚れる速度が早い。
防水防塵のためのパッキンが、徐々に性能を落としていくのを見て見ぬふりをしてきた。しかし、湿気の多いところで撮影する予定があり、ようやく重い腰をあげて、どうにかキレイにすることにした。
やってみると分かるが、パッキンは柔らかい樹脂製なのでハケやブロワーではホコリはとりづらい。アルコールで拭けば落とせるものの、樹脂を傷めてしまうおそれがある。
ふと、物撮りをする人ならおそらくお持ちであろう、あるアイテムで汚れを簡単・キレイに落とせることに気づいた。
コクヨの「ひっつき虫」だ。
ポスターを壁に跡を残さずに貼ったり、花瓶など倒れやすいものの支えにしたりするのに使うためのもの。
ひっつき虫は、転がりやすいモノや倒れやすいモノを撮影するときにたいへん役立つ。転がりがちなペンを見せたい角度で止めたり、台座が無いと立たないフィギュアを台座なしで立たせたりできる。
ほんの少しだけ粘着性があり、固めの練り消しといった感触だ。もとの素材にひっつき虫が残ってしまうことは、ほとんど無い(一部の紙に対してはしっかり粘着してしまい剥がすのに苦労する。※ つまり非常に低い可能性ではあるものの、素材によっては塗装などが剥がれてしまうおそれがあるので、注意されたい)
そして、ながく使っているとひっつき虫自身が汚れてくるのがわかる。ホコリなどを取り込んでしまうのだ。ならば積極的に、汚れてきたひっつき虫でカメラのホコリを取り除いていこうというわけだ。
いかがだろうか。ホコリをキレイさっぱり取り去れる。ベタつきもない。
コクヨの「ひっつき虫」。撮影だけでなく、カメラのお手入れにもオススメのアイテムだ。
ちなみに、ひっつき虫は無印良品のケースに収納している。90円で耐久性もあってすこぶる快適だ。
写真に写っているデジカメは「SIGMA fp L」。愛用しているカメラだ。
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