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【人間関係の悪化原因②】


職場やプライベートで、誰かから提案や考えを伝えられた時、あなたはまずどのような態度でしょうか。

これからお伝えする内容は、太々しいとか不機嫌そうとかの態度のお話ではありません。

誰かから考えを伝えられたとき、無意識に話をすり替えていないでしょうか。

例えば
「この売場のディスプレイを春仕様に変更したいので、この部分だけあなたに任せていいですか?」
このようなことを言われたとします。

そして、変更予定のディスプレイ場所になにかしら不便なことが起こっていたとします。

この不便な内容は
ディスプレイ場所に傷んだ備品があった
と仮定します。

あなたも、傷んだ備品について改善点を伝えたいとします。


あなたはまず、
「この売場のディスプレイを春仕様に変更したいので、この部分だけあなたに任せていいですか?」
といわれて了承する際になんて答えますか?

シンプルに自分の普段の返答に置き換えてみてください。あなたも提案したいことがあるということ前提で考えてください。




「【例】了解しました。」①了承


「【例】ディスプレイ場所のことで改善したいことがあるのですが」②自分の提案


①→②の順番で返答できていますか?

②から始まっている方いませんか?


もし②から始めている方、危険です。

例のような会話のニュアンスだと危険ではないのでしが、なかには
「ディスプレイ場所の備品なんとかならないの?」

と、丁寧さのかけらもない発言がある場合も。


そうするとどうでしょう。

まず、否定的に聞こえてしまいませんか?

あなたが了承する気があっても、返答という過程をとばして自分の意見を主張すると、相手は否定されたと感じます。

会話の中で誤解は解けることはあっても、その手前で会話が終わってしまうと誤解は解けません。


身に覚えのある方はいないでしょうか?

やる気だったのに、やっぱりいいと言われた人。


それの積み重ねで、自分にその気は無くても

「あの人に何か言うとまず否定的」

というレッテルが貼られてしまいます。


①と②の順番が違うだけでこうなる可能性があります。


大事なポイントは1つだけです。

会話では、まず相手の質問があればそれに答える。

主張はその後です。

これは、何気ないプライベートの会話でも職場でもそうです。

今一度、自分に置き換えて考えてみましょう。





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