効果バツグン!即効で効果を実感した漢方
「次は漢方の未来を書こう!」と思ってたんですが、「そもそも漢方自体にそんなに興味がある人がいるのか?」という疑問に突き当たったので、ここらで自分自身が実際に使って効果があった漢方を効果別に紹介します。
この記事を読んでもらえば、「この人は何でそんなに漢方にはまってるのか?」がわかってもらえるんじゃないでしょうか。
イライラを落ち着かせる
自分は割とイライラしやすいタイプなんですが、そんなイライラしてる時に使って効いたのがこちらの抑肝散加陳皮半夏(ヨクカンサンカチンピハンゲ)です。割と即効性は強め。飲んで3秒ぐらいでスーッと効いた気がします。
またこれを飲むと不思議と貧乏ゆすりも落ち着きました。ADHDの落ち着きのなさや、認知症の人が怒っちゃう症状にも効くと言われています。
胃もたれ解消
30代超えてからなんとなくの胃もたれがずっと続き、質の低い油ものはもちろん、サクサクおいしい油ものもあまり食べられなくなりました。食べて三日に一度くらい。そんな自分の胃に効いてくれたのが、十全大補湯(ジュウゼンタイホトウ)・六君子湯(リックンシトウ)の二つです。
まず、十全大補湯は飲み始めてすぐに「あれ?胃がスッキリした?」という感じがしました。最初は「気のせいだろ」と思っていたのが、どんどんと胃が好調になっていきます。結果、胃の調子は油ものが二日に一度くらいのレベルまで回復しました。
次に六君子湯です。これは漢方薬にハマり始めて調べた時に「胃もたれへの特効薬」として出てきた薬で、それをきっかけに飲んでみた漢方薬です。最初はこれを飲むと「胃もたれの薬なのに胃がムカムカするぞ…?」という感じであまり気持ちの良い効果は出ませんでした。
そこから2ヶ月ほど開けて再度挑戦!ということで飲んでみたんですが、その時は効果てきめん!普段は絶対に食べたくならない油ものが食べたくなり、その日の夜チキンカツをペロッと平らげてしまいました。
悪酔い・二日酔い
お酒を飲むと眠くなったり、翌朝お腹に不快感が残ったり下痢になる人いませんか?そんなあなたには五苓散(ゴレイサン)・茵蔯五苓散(インチンゴレイサン)を飲んでみてください。
五苓散は水の偏りを治す薬。むくみやアルコールによって体内の水分が偏るのを抑えてくれます。それによって自分はお酒での酔いが少なくなりました。
茵蔯五苓散は五苓散に茵蔯蒿(インチンコウ)という肝臓の働きを良くする生薬を加えた薬。こちらは肝臓の働きを良くする生薬が入ってるだけあって、五苓散の働きをさらに増すような効果を発揮します。人によっては「酔わなすぎて酒を飲むのがつまらない」とまでいう人がいるほどです。
自分が飲んだときの効果としては五苓散を飲んだときの酔いの抑えを、さらに1段階増したような効果を発揮しました。頭はなんとなく酔っているんだけど、体の中の不快感やまわる感じがない印象です。
お酒を飲む方はぜひ試してみてください。
花粉症
茵蔯五苓散(インチンゴレイサン)・小青竜湯(ショウセイリュウトウ)の二つです。
一番最初に使ったのは小青竜湯。これは鼻水がジュジュジュという感じだったのが、ジュになり、くしゃみの回数が1/3ほどに減りました。「まぁまぁ効いた」ぐらいでスパッと効いた感じはありませんでした。
次に使ったのが茵蔯五苓散。小青竜湯がないので「他に効く漢方薬はないのかな?」と探している中で見つけたのがこれ。本当は五苓散が効くと書いてたんですが、なんとなく茵蔯五苓散の方が効くかな?と思って使ってみました。
感覚としては鼻水とくしゃみがスパッと止まり花粉症を気にしなくて良くなるレベル。まだ使ったのが2回ほどなので、しばらく使い続けて効果を確かめてみようかと思います。
アトピー性皮膚炎
自分は20代の頃アトピーが重症だったんですが、そのアトピーに漢方薬が有効だったことがあります。
一つ目は白虎加人参湯(ビャッコカニンジントウ)。これは漢方医のところに行った時に真っ先に出された漢方薬でした。自分の漢方薬デビューの薬です。これは初めて使った時は驚くほどの効果を発揮しました。その時自分はステロイドという炎症を抑える薬を使っていなかったんですが、それでも白虎加人参湯で炎症が治まっていきました。
ただ不思議なことにしばらく使った後に無効になってしまい、別の漢方薬へ切り替え。後にも先にもあそこまでアトピーに効果があった漢方薬はありません。
二つ目は十全大補湯(ジュウゼンタイホトウ)。これは2021年の秋に使い始めたんですが、直接アトピーの炎症を抑えるというよりステロイドの効果を後押しするような印象でした。他にも胃もたれが良くなったり、便秘が治ったりといろんな方面に効いた印象です。
漢方薬はいろんな症状をやわらげたり治せる
今回は自分に効いた漢方薬をまとめましたが、意外といろんな症状に効いていることを実感してもらえたんじゃないでしょうか?
次回のネタはいまのところ未定です。次の記事もお楽しみに!