見出し画像

オンラインもくもく会は、リモートワークでの職場のコミュニティ機能を補完する

最近クライアント先で「オンラインもくもく会」を試してます。
もくもく会というのはエンジニア界隈で流行っている作業の形式で、「同じ場所に人が集まり、それぞれが別の作業をする」というものです。

それをオンラインの場に移し、ZOOMなどのビデオ会議システムをつなぎっぱなしにしながら作業するというのがオンラインもくもく会です。

リモートワークでの課題

まず、リモートワークで感じる課題として以下があります。

1.職場と違って気軽な質問・相談がしにくい
2.プライベートな雑談・相談が生まれにくい
3.アホな話をしにくい

職場というのは仕事をする場ではあるんですが、同時にプライベートな問題を仲間へ相談し、解決するためのコミュニティという機能も担っています。
プライベートな問題を抱えたまま、仕事をやってても生産性というものは上がらないものです。だって人間ですから。
なので、2のプライベートな話、心理的な距離を縮めるための3ということも課題として持っておいた方がいいかなと思います。

オンラインもくもく会はどうやるか?

そして、そこで自分が試してみたのが「オンラインもくもく会」です。
具体的には以下のようにやってます。

1.ZOOMなどのビデオ会議ツールを使って、繋げっぱなしで作業する
2.25分作業時間、5分休む、をワンセットにして4セット繰り返す
3.4セット繰り返した後に20分休む

1についてはZOOM以外にもMessenger Roomsや、Slackのビデオ通話など試してみています。最近はSlackのビデオ通話がちょうどいいんじゃないかと思っています。

2については時間の定めは割とゆるめにやっています。
5分休みの時間の時に仕事に関する質問をして5分で終わらなかったりなどありますので、そういう時は柔軟に時間を伸ばしてます。

3の休憩時間中は雑談しても作業してもいい時間としています。これがちょうどいい感じで、作業しながらゆるく雑談するような時間になっています。

やってみた結果

結果としては、参加メンバーにはおおむね好評でした。
5分休憩の中で仕事への相談が生まれたり、完全なリモートワークだと質問しない細かい疑問の解決(例えばmeta descriptionを作る時どう考えるか?など)がされたり、個人的なプライベートでのトラブル相談を受けたりとなかなかやった意味のあるものになったんじゃないかなと思いました。

なので、これからも定期的に職場でのもくもく会は続けて行こうかなと思っています。

もしリモートワークでのコミュニケーションに難を感じている方がいましたら、ぜひ試してみてください。

よかったらサポートお願いします。 いただいたお金は日々の、おいしい水を買うお金に使わせてもらいます。