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そろそろ大学卒業なので、大学の思い出を振り返ってみる。 第四話

こんにちは。takuです。

大学の思い出を振り返るシリーズ。今回は最終回です。

自らの自惚れから地獄に堕ちた一年、地獄の中で少しずつ浄化された二年、コロナと別れに苦しんだ三年…この三年間から最後の年となる四年にどう影響したのか。そして将来にどう影響しているのか。

その辺りの話について、順番に振り返っていこうと思います。

そして、この四年間の中で思うことについて語って、このシリーズを終えようかなと思います。最後までご覧いただけると嬉しいです。

また、第一・二・三話を見ていないよ~、って方は以下のリンクからご覧くださいね。

大学4年―混沌の1年

就活はどうなったのか…?

大学4年生は、色々なことが起こり、それぞれが僕の思う通りの展開になることはなく、不完全燃焼のまま終わってしまった、そんな感じです。

まず就職活動ですが、深くはお話できないのですが、とある会社には就職できることになりました。

内定を取るまでの道のりは決してバラ色の道ではありません。
「なんかいいなぁ~」と思っていたところがまさか受かるなんて、という感じでした。

就活の話で父が話していた「就活はご縁だから」という言葉、あれは本当にそうでした。

例えば、将来の生活で「成功」を求めるか「安定」を求めるかで、企業の相性が大きく変わってくるはずです。

いわゆるお役所仕事が多いような場所はやっぱり安定を求めるような人、波風を立てない人じゃないとやっていくのはさすがに難しいですよね。

そういう相性とかご縁とかがあって、内定をいただけたんじゃないかなと今は思います。その意味では僕を受け入れてくれるその会社には大変感謝しております。頑張って働きます笑

たくさんの新たな出会い

就活が終わった後に同じ内定者の学生と知り合う機会や、twitterを介して人と知り合う機会。大学4年生はそういう機会が非常に多かったです。

まずtwitterについてですが、知らない人とどこかに行くことをあまり好まない僕にとっては本当にカオスなものでした笑

twitterにはいろんな人がいますね笑
7割くらいはヤバい人な感触があるんですが笑

そして内定者の学生ですが、こちらもいろんな人がいました。

内定者の学生のコミュニティ?の中では、機会があっていろいろな人と知り合って何かをする、ということができたので良かったです。

こういう出会い、人間関係は対人能力がないとやっていけません。
その中で、僕は東大生の中では比較的トークはできる方だったのでなんとかなったんじゃないかなと(東大生の中で喋るのは無理笑)。

本当にいろいろな人がいて大変だったんですが、本当に何とかなったので、自信がつきましたね笑なんかおもろい笑

この4年間を通して得たもの

今までの価値観が完全に崩壊した

大学に入学してから三年生が終わるまで、苦しみながら頑張り抜いた(?)果ての大学四年…

えっこんなもんなの??笑

正直、結局何がしたかったんだろう。そんなことを思って虚無感を持ってしまうわけです。

なぜこんなことになってしまったのか。
何をすれば大学生活をより良いものにできたのだろうか。

時々そんなことを考えるんですが、「あぁ、こうすれば良かったわ」というものがいまだに思いつきません。

僕だって、スティーブジョブズとかみたいに、学生起業をするとか、高校時代の先輩のように、一流のコンサル会社に入るとか、そんなことがしたかったです。

でも僕にはできなかった。僕は彼らとは違った。
あるいは彼らほど賢くなかったと言っても良い。

ただ、僕はそんな自分を悲観しようとは全く思っていません。
僕には僕のやり方・道があると思うからです。

世の中にはいろんな人生のレールがあります。
やっぱり花形なのは、僕が目指していた外交官・弁護士とかかな。

しかし、それを諦めた(そして諦めたことを正解だと思った)のは、4年間を通じて「僕のやりたいことと違う」と思えたからです。

そういう意味では、今まで僕の中にあった価値観が大学生活4年間を通じて大きく変化したんだと思います。

自分にとってより良い道を見つけた

この価値観の崩壊・変化は、僕が将来に向けて進むべき道が見えてきたことにつながります。

そもそも、僕の価値観が大きく変わったのは、たくさんの人と出会い、たくさんのことを大学で学び、たくさんのことをやってきたからです。

僕が東大に受かった時、嬉しさと同時に「大学で色々なことを勉強したい」という思いがありました。その影響で知的好奇心がより強くなったと思います。

「東大生は勉強が好き」という話を聞いたことがありますが、勉強が好きだから東大に入れるし、東大に入ったから勉強が好きになるとも言えます。

いずれにせよ、僕が東大に入って良かったことの一つとして、様々な勉強を通じて人間的にも能力的にも大きく成長できたことが言えるでしょう。

自分の成長とイノベーションの場に立ち会うこと

そして今思うのは、この4年間で自分ができなかったこと、例えば先ほどお話した起業やコンサルをチャレンジしてみたいということです。

というのも、やっぱり成功者の通った道を僕も歩いてみたいと思っているわけです。もちろん無理かもしれないけれど、チャレンジはしてみたい。

このチャレンジを通して僕は成長できるんじゃないかなと思っています。結局のところ、自分が成長する実感を味わいたいんです。RPGみたいで楽しい。

もちろん、そんな利己的な考えだけで動いているわけではありません。

利己的の反対は利他的…とはいうものの、「誰かのために尽くしたい」という思いはそこまで強くありません(もちろん身近な人を幸せにしたいけど)。

そういうことではなくて、世の中が大きく変わる、生き方が変わる、みたいなマクロな意味でのイノベーションに関わりたいと思うわけです。

例えばiphoneを筆頭とするスマートフォンの普及みたいに、こうすれば人々の生活は良くなりそう!面白そう!というビジネスに投資をしてみたいんです。

それも日本国内に限らず、世界中で!

かなり壮大な話ですよね笑

絶対に簡単にはできないですが、コツコツと頑張っていこうと思います。

僕の大学生活で伝えたい教訓

素の自分で生きてほしい

僕の大学生活で伝えたい教訓はいくつかあります。

まず、見栄を張らず、ありのままの自分を見つめて生きてください。

見栄を張る、仮面を被る、嘘の自分を演じる。
こういうのは本当に得がありません。

もちろん、「こうありたい」という理想の人物像はあると思います。
女の子にモテるとか、スポーツができるとか、頭がいいとか。

でもこういう理想を求めるあまり、例えば「テスト勉強をしなくてもテストで好成績が取れる」フリ?をしようとすると、間違いなく嫌われます。

何より、理想と現実のギャップに苦しみます。こういう人を見ると僕は「本当に大丈夫かなぁ」と心配になったりします。あんまり興味はないけど笑

あなたの幸せは嘘をついて理想の自分を演じることですか?
他に幸せが必ずあるはずです。

もし幸せになりたいのであれば、
現実の自分を見つめて受け入れてください。

ここまでだとちょっと宗教チックになっちまうので笑、ジャンプの漫画・アニメの「NARUTO」をオススメしてこの話を終わりにします笑

あの漫画は人間性が鍛えられる、良い作品です。

勉強や読書はした方が良い

次に、やはり勉強や読書はやった方が良いです。

ここ4年間で色々なことをやってきましたが「あー、これをもっと早く学ぶことができたらなぁ」ということがいっぱいあります。

これは勉強しなかった後悔ではなく、「こういうものがあるから、それを勉強すると良い」という情報がなかった後悔です。

勉強する機会がなかったわけです。
大学受験とは違って、大学以降の勉強は情報収集が重要です。

逆に言えば、勉強や読書を通してたくさん成長できるということです。
本当に筋トレをして筋肉を付けるのと同じなんです。

まあそうはいうものの、学校の勉強はどうしても受け身になりがちです。
「こんなことを学ばなければならないのか」と。

世界史の知識を覚えるのが好きとかならいいんですが、人間得意不得意というものがあります。それなら得意なことを伸ばしていく方がいいです。

じゃあどう伸ばしていくのか。これもやっぱり勉強・読書が良いんです。

だから、こうしてください。自分の好きなことを伸ばすために、たくさん本を読んでください。親や上司、信頼のおける友達・仲間に相談してアドバイスをもらってください。そして、勉強をしてください。

これが本来の勉強・読書です。受け身ではなく、自分からやる。
意志と責任をもって行動してくださいね。

最後に―このシリーズの締めの一言

ここまで、当たり障りのない話をしてきましたが、僕がここまで来られたのは、特に東京大学に入学・卒業ができたのは、多くの人の支えがあったからこそです。

東大に限りません。僕が人間的に、能力的に成長できたのは、なんだかんだで道を大きく逸れることなく進んでこられたのは、僕の周りにいる人たちが僕を支えてくれたからです。

この場を借りて感謝を申し上げたいと思います。
今まで本当にありがとうございました。そしてこれからも…

ということで、大学生活を振り返るシリーズはこれにて完結とさせていただきます。最後までご覧いただきありがとうございました。



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