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強いってどんな気持ちですか?32

フェスの余韻に浸る間も無くテストに入りテスト最終日昼休憩

好花「はぁ終わった〜」

鈴花「ライブの余韻が凄すぎてテストできたか分からない」

優佳「あのステージは一生の思い出だね」

美玖「だいぶ炎上したけど遠藤さんと柿崎さんのおかげで収まって良かったけど酷いコメントもあったよね…」

優佳「美玖はメンタル弱いのにエゴサなんてしないの!」

美玖「だって気になっちゃうんだもん」

〇〇「でも、その分感動のコメントも多かったよね!」

鈴花「また3人と演奏したい〜!!」

富田が〇〇の肩を掴み前後にゆする

〇〇「富田さんそんなにゆすらないで〜」

好花「アンコールもあったのに勿体無いよ」

優佳「まあまあ、決まった事だからこの話は終わり!2人は坂道音楽会社に所属おめでとう!!」

演奏後、松田と富田はこれからアーティストになりたい事を柿崎に話すと逆に所属をして欲しいと言われ晴れてプロになった

鈴花「まだこれからレッスンとか色々あるみたいだから」

好花「デビューはまだ先の話なんよね〜」

優佳「2人なら絶対売れるよ!」

美玖「おめでとう!2人共!」

〇〇「じゃあ祝賀会しに行こう!」

ーーーーー

5人は焼肉屋に歩く

その道中前回の影響もあり、数組5人に気づきサインや握手を求められた

店に入り席に着き一通り注文をする

〇〇「ふぅやっぱりなれないね」

優佳「嬉しいけど変な感じだね」

美玖「当分は外に無闇に出歩かない方がいいかも」

鈴花「うちらは予行練習でいいねww」

好花「そうやなw」

定員「お待たせしました」

注文したものが机に置かれる

5人「ありがとうございます。」

優佳「それでは2人のプロの世界での成功に」

5人「カンパーイ!」

〇〇と優佳が肉を焼きながら会話をする

好花「そういえば、あれから金村楽器お客さんすごいらしいな」

前回の影響がお店にも響き金村楽器の売れ上げはすごい額になっていた

金村「まさかお店にまで影響があるとは思わなかったよ〜フェスが終わった次の日から開店前から行列できてて帰ったら楽器がほぼないんだもん」

優佳「登校した時髪ボサボサだったもんね」

美玖「あれは笑い事じゃないよ!裏口から出ても人が待っててなんとか学校まで走って逃げて来たんだから!」

〇〇「ウォーキングデッド状態だね」

美玖「まだ当分は〇〇の家に泊まらせてね」

優佳「いいなぁ私も泊まりに行きたい〜」

お客さんの出待ちのせいで美玖は当分の間西野家で過ごす事になっている

美玖「毎日〇〇の背中の匂いを嗅げて毎日幸せだよ〜」

優佳「〇〇!私も泊まりに行く!」

好花鈴花「私も泊まりに行きたい!」

〇〇「僕は別にいいけどもう布団ないよ」

優佳「ベッドにみんなで寝れば問題ない!」

〇〇「無理です!姉ちゃん達のベッドに一緒に寝て下さい」

好花「あの美人三姉妹と一緒に寝る…逆に寝れへんわ」

富田「飛鳥さんと一緒にか〜あの可愛い顔の寝顔見てみたい〜」

2人は妄想を広げニヤニヤする

〇〇「2人共女の子がしちゃいけない顔になってるよ」

優佳「ダメだ聞こえてない」

美玖「あれは変な事考えてるね」

ワイワイと祝賀会が終わり会計をレジに向かう

定員「食べ放題5名で12500円になります。お一人ずつの会計にされますか?」

優佳「大丈夫です!」

影山が先に払い後で〇〇と影山と金村3人で割り勘をする

定員「では、丁度頂きますね。あと、失礼ですが皆さんはFrom Scratch、フロスクの皆さんですか?」

優佳「え?はい」

定員「やっぱりそうですよね!もし良かったらお店と個人でサインをお願いしてもいいですか!?」

優佳「えっと、あの、どうしよう、、」

〇〇「いいですよ。」

定員「本当ですか!?ありがとうございます!」

サインを書き店を後にする

美玖「まさかここまで応援してくださる人たちがいるとは思わなかった」

〇〇「本当に周りの人達に恵まれてるね」

優佳「2人共これから大変な事あると思うけど頑張ってね!いつでも相談のるからね!」

富田「ありがと!3人に祝ってもらってすごい嬉しい!」

松田「グス…3人ともありがと…2人で不安だったけど…帰れる場所があるって考えたら泣けてきた…笑顔で帰りたかったのに〜ウゥ」

送り出す3人が旅立つ2人を抱きしめる

松田「そんなことしたら、もっと泣いてまうやんか」

富田「3人共本当にありがと」

それから2人は音楽の道を歩み始めるのだった

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