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わかるとわからない。つくってみないとわからないの不思議

【連載】哲学エッセイ『メタフィジカル・ジャーニー』 考えることは、旅をすることに似ている。広くて、深い、形而上の旅へ。

今日は「わかる」と「わからない」について考えてみたいと思います。この「わかる」と「わからない」というテーマは、哲学の巫女池田晶子の本にもよく出てくる話題で、「わかる」とはどういうことなのかを考えさせられます。私たちは「わからない」ということを理解することもできますが、ものごとの意味を完全には理解できないことも多いです。理解できないことがわかるというのは不思議なことです。そして、何かを理解したいと思う気持ちもありますが、「わかる」と「わからない」そのことを説明するのは難しいものです。「わかる」から「わかる」としか言いようがないし、「わからない」から「わからない」としか言いようがないのです。

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TAKU LABO

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「どう生きるのか?」よりも、知りたいのは「生きるとはどういうことか?」だ。 「自分(わたし)らしさ?」よりも、知りたいのは「自分(わたし)…

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