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世界とは

【連載】哲学エッセイ『メタフィジカル・ジャーニー』 考えることは、旅をすることに似ている。広くて、深い、形而上の旅へ。

最近、リチャード・バックの『イリュージョン』と田坂広志先生の『死は存在しない』を読んで、この「世界」とは何か? 世界があるとはどういうことか? ということについて少し考えてみたので、その話をしていきたいと思います。

この世界とは何なんだろう? と言うのは一度は誰もが考えたことがあるのではないでしょうか。でもなかなかその答えは出てこない。私がいて、世界がある、みたいなことはみんな気づくのではないかなと思います。

やっぱり私が存在して、私がいるからこそ、この世界を体験できているというのはひとつ生きてる中の経験として感じることができるのかな思います。じゃあ、その経験している「私」を考えてしまうと、これがまた不思議なものだと感じるのではないでしょうか。

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TAKU LABO

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「どう生きるのか?」よりも、知りたいのは「生きるとはどういうことか?」だ。 「自分(わたし)らしさ?」よりも、知りたいのは「自分(わたし)…

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