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ただ知らないだけなのかも〜ワールド・ドリーム・スクール 世界難民の日特別企画「ちょっと平和について話してみない?」〜

高橋歩さんが学長をつとめるWDS(ワールド・ドリーム・スクール)のオンラインイベントに参加させていただきました。

『世界難民の日特別企画「ちょっと平和について話してみない?」』というテーマで、6月にWDSで開校した、シリアクラスの仲間も参加して、平和についてのトークイベントが開催されました。

シリアっていうと、自分にはずっと戦争している地域のイメージが強かったけど、実は2011年、約10年前から始まったもので、その前はとても治安もいい素敵な国だったという話を聞いて、とても驚きました。いかに自分が偏った考え方を持っていたことか!

そして、現地シリアの方々やシリアの方々を応援している方々が、「どうすれば平和になるのか?(シリアの場合は戦争を終わらせることができるか?)」という問いに、具体的な解答を持っていたことも素晴らしいなと思いました。

正直、日本の報道からみていると、無理ゲーなのかな? 素人・一般市民には何もできることはないんじゃないのかな? なんて勝手に思っていましたが、彼らの共通項としては、「教育」というキーワードで、それは、いま現在WDSでも進めていることであり、平和への希望というよりは、もう彼らの中では平和への道筋までできているのではないか? という印象を受けました。

たった90分のオンラインイベントでしたが、でも、実際にシリアの現状を知って、そこに住んでいる方々の話を聞くだけで、ぐっとシリアを近く感じることができて、彼らが何をしようとしているのか、したいと思っているのか、どう感じているか、などを聞いていると、なんだか、「もしかして具体的に何か平和になるために、できることってあるんじゃねえ?」と感じられたことがとても大きかったです。

結局、ただ知らないかっただけで、知ることができれば、具体的に平和を創造するためにできることを考えることができるんだ、と思ったのです。もちろん、一瞬にして解決できる方法みたいなものはないのかもしれないけれども、でも、具体的に自分の頭で考えることができ、自分で考えることができれば、自分で行動することもできると思ったのです。

平和というと、自分の中でのその定義、イメージが曖昧で、単に戦争がなければ平和なのか? 飢餓・貧困がなければ平和なのか? 平和ってなんだろう? とピンときていなかったところがあったけれども、でも、シリアの方々の話を聞いていると、なんだか、平和への可能性みたいなものを感じたのです。それもやはり、知ることができたからなのではないか、と思うのです。

本当にただただ、知らなかっただけで、知ることができれば、また次の一歩を踏み出すことができるのではないだろうか。そんな希望をもらえるイベントでした。

貴重な機会を本当にありがとうございました。
簡単ですが、イベントに参加した感想を文章にしてみました。今後の活動も楽しみにしております!

WORLD DREAM SCHOOL(ワールド・ドリーム・スクール)
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