花束みたいな恋をした

2年前ぐらいにこの映画を観た。この映画の中で、主人公扮する菅田将暉が社会人になり、仕事に奮闘していく中で、学生時代に楽しんでいた読書をしなくなり、”無”の状態でスマホのゲームしかできなくなっていく場面がある。そんな姿に、彼女の有村架純が声をかけるが、菅田将暉は「これしかできなくなったんだよ!」みたいなことを苦し紛れに伝えていた。

今の僕は休みの日があれば、スマホをいじり、暇な時間があれば、気休めの動画をみる。楽しいか?って聞かれると、クスッと笑えるものがあるから楽しいっちゃ楽しいけど、暇を持て余した時間潰しになっている。時間は有限にあるわけじゃないのに。本当はするべきことがあるのに。気がつけばベットに転がってスマホを見ていた。
簡単な方へと人は流れる。将来を見て、目標を見て、動くべきなのに自分の弱さがそこに出てくる。ここはカンボジア。僕がスマホゲームをしていたって誰も文句は言わない。小さい頃だったら親からの注意があったはずだ。
何も言われなくなる環境。自分で自分をコントロールするべき環境。それが大人。なんだよねぇ。


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