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原石の磨き方

マンゴーの加工食品を作って、そこに付加価値をつけてカンボジア、世界で売りたい。これが僕の目標で、日々考えを口に出すようにしている。
話を聞いてくれる経営者やカンボジアで事業をされている方に言うと、難しそうな顔で忖度ない意見をぶつけてくれる。とても貴重で本当にありがたい。農業というジャンルは大変で、輸出の壁も高い。本当に儲かるのか。僕が考えに至っていない部分まで、見抜くように言われ、たじろぐことが多い。

だけど、なんでだろう。心のどっかで、

「やってみなきゃ、わからなくね?」

って思っている。

ちなみに僕はマンゴーの栽培をしようとは思っていない。農家さんが今作っているマンゴーに付加価値をつけて、販売して利益を高めたいと思っている。それに輸出についても、カンボジアのマンゴーの生産クオリティを上げれば、ベトナム・タイに輸出するマンゴーがより高い価値で販売できるように絶対になる。その手助けをしたい。
カンボジアのマンゴーの90%を占めているケオロミート種は甘さと酸味を兼ね備えていて、旬の時期に食べると顔がにやけてしまうほど美味い。今よりもっと価値を高めて世界で勝負できると思っている。
ただカンボジアの過去の悲惨な歴史で、マンゴーの品質管理や加工技術が世界に比べて少し遅れているだけだ。

だからやってみる価値はいくらでもある。
逆にやらないと必ずいつか後悔する。
そんでもって、地道に粘り強くやることが何よりも成功に向けた第一歩だと思う。
僕は世界を変えることができないけど、
世界を変えようとする1人にはなれる。

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