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01. YoutubeやSNSで自信を無くす前に読むnote

【自己紹介】
カメラや写真が好きで、子育て中の30代サラリーマン。
メインはYoutubeで登録12000人くらい。


【前置き】
これといった特技も無くて日々迷走している一般サラリーマンのみなさま、そして目指しているレベルが「空いた時間に好きなことをして、そこそこ反応が貰えて、できればお小遣いも頂ければいいな」程度のみなさま、どうもこんばんは。

僕らにとっては登録者10万の専業Youtuberが話す「Youtube(SNS)の伸ばし方」は若干オーバーパワーというか、「天上人が何かおっしゃっていますわ、ありがたやー」くらいに感じがちで、もっと身近というか「Youtubeにちょっと詳しい会社の先輩」くらいの立場からアドバイスされたほうが染み渡るんじゃないかと常々思っていたんだけども、子育て中の一般サラリーマンな僕も気がつけば登録者1.2万人。まさに「絶妙な先輩ポジション」にいることに気づいたので、重い腰を上げてnoteを書くことにしたのであります。
※プロや専業Youtuberも当初は初心者/未経験であり、今も普通の一般人であることは重々承知しております

【本題】
SNSやYoutubeを頑張ろうと思った時、その過程での悩みはみんな一緒というか、ほとんど形式化されたものであって、

■そもそもなぜYoutubeを始めるのか
■登録者が増えれば満足なのか、その先はないのか
■登録者よりも大事なことがあるんじゃないのか
■登録者を伸ばしていくなら、周りとどう差別化するのか
■差別化なんて無理だ、自分にスキルなんて無いんだから
■差別化だけじゃなくて、視聴者のニーズも重要だ。難しすぎる。
■とはいえ二番煎じにはなりたくない
■アイデアが見つかったとしても、それは本当に自分がやりたいことなのか
■批判が怖い
■何したいのかわかんなくなってきた

あたりになるはずだ。今後のnoteでは上記について細かく語っていく予定なんだけど、vol.1の本記事はもっと概念的というかそもそも論というか、「僕らは一体何と戦ってるんだ」みたいな話をどうしてもしたかった。

僕も2019年にYoutubeを始めてからは上述の悩みには全てぶち当たっていて、考えすぎて眠れなくなることもあった。思い返せばこの時期が結構辛かった。たぶん2019~2021年あたりで、チャンネル登録者数で言えば500~3000人くらいだったと思う。

なにせ寝れない理由が「仕事のストレスで悩んで」とか「家族関係で悩んで」なら全然理解できるけど、「Youtubeで悩んで寝れない」って何よ、と。ぶっちゃけYoutubeなんてやらなくても生きていけるのに、好きで始めた挙げ句「Youtubeで悩みすぎて寝れない、しんどい」とかどんだけよ、何やってんだ俺、もうやめろよ、と。サラリーマンの給料でも生きていけるんだから、あえてYoutubeをやって色々悩むことないだろと。しかしそう思った翌日、Youtubeで楽しそうに動画上げてる人を見ると「なんか取り残されてる気がするよー、なんか楽しいことしたいよー、でも何したらいいかわからないよー、どうしよう助けてくれー」と悶えるようなループが続いていた。

しかし不思議なことに、今はその暗黒期を超えてこうしてストレスフリーにnoteを書いているではありませんか。Youtubeの更新は月一に減少しながらも再生数はそこそこで、たまにメーカー様からお誘いがあったりもして。何とハッピーなことか。いま私生活で悩んでることは殆どない。強いて言うならLeica M10かM11のどっちにしようか悩んでる。カメラ/写真趣味も絶好調。毎日のようにマップカメラに訪れる始末。増える機材。パンパンの防湿庫。薄くなる財布。毎日楽しくやってるご様子。

一体何があったのか。どうやって暗黒期を脱したのか。
そのきっかけは「たった1つの気づき」にあったと思う。

先述の「よくある悩みリスト」をじっ、、、、と眺めるとあなたも気づくかもしれない。もっかい載せておきましょう。

■そもそもなぜYoutubeを始めるのか
■登録者が増えれば満足なのか、その先はないのか
■登録者よりも大事なことがあるんじゃないのか
■登録者を伸ばしていくなら、周りとどう差別化するのか
■差別化なんて無理だ、自分にスキルなんて無いんだから
■差別化だけじゃなくて、視聴者のニーズも重要だ。難しすぎる。
■とはいえ二番煎じにはなりたくない
■アイデアが見つかったとしても、それは本当に自分がやりたいことなのか
■批判が怖い
■何したいのかわかんなくなってきた

じっ・・・・

これ「Youtubeの悩み」じゃなくて「人生の悩み」じゃない?
そうだよ間違いない。だいたい人生の悩みじゃないか。

■そもそもなぜYoutubeを始めるのか
 →何に憧れてるのか。なんで憧れるのか。もしかしてサラリーマン辞めたいのか?

■登録者が増えれば満足なのか、その先はないのか
 →人生で成し遂げたいことは何なのか。注目されたいだけなのか?そうじゃないだろ。

■登録者よりも大事なことがあるんじゃないのか
 →登録者を追い求める人生でいいのか?そんなのダサいよね。でもそうやって言い訳して、結果誰にも見られないのも辛い。

■登録者を伸ばしていくなら、周りとどう差別化するのか
 →自分の長所は何だ。今まで30年も何してきたんだ俺は。

■差別化なんて無理だ、自分にスキルなんて無いんだから
 →自分は何者だ。何者にもなれないのか。何者かにならなければいけないのか?

■差別化だけじゃなくて、視聴者のニーズも重要だ。難しすぎる。
 →自分は他人に必要とされているのだろうか。

■とはいえ二番煎じにはなりたくない
 →真似事では自分が死んでしまう。でも自己満足には誰も興味がない。

■アイデアが見つかったとしても、それは本当に自分がやりたいことなのか
 →そもそも「自分がやりたいこと」ってなんだよ。わからんよ。

■批判が怖い
 →落ち着いて安定した人生を送りたいのか。多少の困難を乗り越えてでも何かにチャレンジしたいのか。

■何したいのかわかんなくなってきた
 →誰もわからん。どこにも書いてない。なんで?


もうこれ完全に人生の悩みだわ。完全に理解した。難しくて当たり前だわ。

これに気づいた瞬間、「うわ、、、難しすぎだろ。。。。。」って更に落ち込む人もいるかも知れないけど僕は全く逆で、「うわ、そりゃ難しいわけだ、もう考えるのやめよ」となって完全に吹っ切れた。だってYoutubeの悩みかと思ったら人生の悩みだったんだもん。「君たちはどう生きるか」みたいな壮大な問だもん。無理だよそれ。そりゃ寝られなくなるわけだよ。

衣食住に加えて娯楽までもが完備された現代人類にとって、人生の悩みの大半は「私は何者であるか」「人生で何を成し遂げるか」「幸せとはなにか」あたりに集約されているわけなんだけど、そんなの30年そこらしか生きていない人間に答えが出せるわけ無いでしょう。むしろ人生100年かけても答えが出なくて「それでも楽しかったわ」って思いながら死ぬのがいい人生じゃん、多分。

「これでいいのかなー」と思いながらとりあえずやってみて、「やっぱこれ好きだな」「こっちもやってみようかな」「なんだよ全然上手くいかねぇ」ってハマっていく間に歳を重ねて、「振り返れば色々やってきたなぁ」って言いながら死にたいじゃない。

だから急ぐのはもうやめ。ゆっくり考えて、ゆっくり試して、ゆっくり楽しんでいく他ないでしょ。だって人生について考えているんだから。


というわけで「YoutubeやSNSで自信を無くす前に読むnote」と題したタイトルへの回答としては、

■「Youtubeに悩んでると思ってたら実は人生に悩んでいた」ということが多々ある
■だから難しいのは当たり前。答えが出るわけがない。考え込んでしまうのも当然。
■その答えを数十年かけて追い求める過程こそ楽しいのだ。難しく考え出すと結局全てが嫌になる。良いことばかりではないさ。次の扉をノックしよう。終わりなき旅。

あたりが僕なりの答えになるだろうか。(この手の話はどうしてもミスチルに着地してしまう)

今思うとこれは当然のこと。そもそもYoutubeやSNSは「自己表現プラットフォーム」なので、このプラットフォームに参加するということは即ち自己表現を見つめ直すことであり、人生を見つめ直すことに他ならない。

外から見てると「そりゃそうだろ、早く気付け」って思うんだけど、当時は頭の中が全てYoutubeになっていたというか、YoutubeやSNSでは「好きな時に好きなことをして生きてる幸せそうな人」が目につきやすいから、なんとかして前に進みたいという気持ちが強くて全く気が付かなかった気がする。

この事実を知ったからといってyoutubeが突然うまくいくことはもちろん無いのだけれど、「自分は人生について考えているんだ」って思うだけで前向きになれるというか、視野が広がるというか、「じっくり考えていくか」みたいな気持ちになるんじゃなかろうか。そういう人が1人でもいたら嬉しく思います。


次回以降のnoteでは、先述の「あるある悩み」について細かく書いていくので是非フォローをよろしくお願い致します。Twitter(X), Youtubeもお時間があれば是非。


写真と著作権について語ったnoteもあります。こちらもご興味あれば。
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