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堺事件 〜土佐藩士日本への思い〜

こんにちは!探検家のタクヒロです。今回は大阪府堺市の妙国寺に行ってきました。

妙国寺は堺事件により土佐藩士11名の切腹が行われた場所です。土佐藩士11名の当時の気持ち、考えはわからないですが、少しでもこのわからないを解決して行こうと思います。

妙国寺への行き方

妙国寺への最寄駅は阪堺電車妙国寺前駅です。そこから徒歩で5分ほどで到着します。

堺事件について(妙国寺より)

慶応4年(1868年)2月堺で起きた土佐藩士とフランス水兵と衝突。フランス人死者11人と外交問題に発展。フランス側から賠償金15万ドルと現場指揮官と、殺害に加担した20人の処刑を要求され、新政府はこれを受け入れた。

慶応4年2月23日、双方立合の下行われたが、余りにも悲惨な光景であったため、11人の切腹を最後にフランス側から中止の申し入れがあった。残った9人は土佐に流刑になった。詳細は森鴎外の『堺事件』を一読お願いします。

妙国寺の境内

入ってすぐに妙国寺について案内してくれるスタッフさんがいて一安心。中に入ると目に止まるのが今までに見たことのない大きさの蘇鉄(そてつ)。この蘇鉄は樹齢1000年を越えると言われ堺事件の時に存在していたと思うとなんだかパワーをもらいます。

次に進むと全国の日蓮宗の本山会議が行われた際、奮発して建てた大きな一枚ガラスを通してみると、まるで絵画のような枯山水の庭が広がってます。

奥に進むと土佐藩士20名の遺髪、辞世の句、坐像絵、切腹に使用された短刀が展示されていた。正直に言って遺髪を見たとき、生々しくて衝撃を覚えた。しかし、この遺髪が残っているからこそ、「堺事件は本当にあったんだな」辞世の句にあったが、日本の未来のため切腹したことが、時を超えて直に感じた瞬間でした。

最後に

妙国寺のスタッフさん丁寧な説明ありがとうございました。新しい時代をつくるため命をかけて闘った土佐藩士の想いが少しですが感じられる探検でした。

ご愛読ありがとうございました。

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