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【未経験者必見!】IT業界への転職成功のための3ステップを解説!

「IT業界」と聞いて、あなたはどのようなイメージを持ちますか?

パソコンと向き合い、ひたすらキーボードを叩いて働く人の姿を思い浮かべますか?

「これからの時代はITが大切だよなぁ」と漠然とイメージする人もいるでしょう。

未経験からではハードルが高そうなIT業界への転職ですが、この記事ではそんな転職を成功させるための3ステップを解説していきます!これからIT業界への転職を考えているけれど、中々一歩を踏み出せない人には必見の内容です。ぜひ最後までご覧ください。

未経験からIT業界への転職は可能?

IT業界と聞くと、専門知識が必要でハードルが高そうなイメージですが、結論未経験からでもIT業界への転職は可能です!その大きな理由の一つが「IT業界の人材不足」によるためです。未経験でも教育体制が充実していて、未経験者を積極的に採用している企業も多くあります。


未経験からIT業界への転職を成功させるための3ステップ

未経験からIT業界への転職を成功させるためのステップを3つにわけて解説していきます。


1.なぜ未経験からIT業界へ転職したいのかを深掘りする。

転職をする際に面接はつきものですが、「なぜ未経験からIT業界へ転職したいのか(挑戦したいのか)」は必ず聞かれると言っても過言ではありません。なんとなく給与が高そう、これからの時代に必要だと思う、テレワークで柔軟に働けそう、という理由だけでは、企業側も「ぜひこの人を採用したい」とは思わないでしょう。

大切なのは、未経験からIT業界へ挑戦したいと思った理由を、自分がこれまで経験してきたエピソードと紐付けて言語化することです。未経験からIT業界への転職を考えるならば、第一のステップとして、なぜIT業界なのか、なぜその職種(エンジニア、営業など)なのか、をしっかり自分が説明できるように準備することから始めましょう。

例えば、

①新たなシステムやアプリを構築するようなエンジニアになって、もっと便利な社会を作りたい!

②企業のWEBページを作るデザイナーや、扱う製品の記事を書くライターとなって、企業の成長に貢献したい!

③営業職として、持前のコミュニケーションスキルを活かして、企業が開発したシステムの導入をより多くの人に広めたい!

④IT人材と企業を繋ぐキャリアアドバイザーとして、エンジニアの人生をサポートしたい!

というように、働き方は多岐に渡ります。大切なのは

「何をしたいか」×「何が得意か」×「何が好きか」

を考えることです。

ステップ①は、自分のこれまでの人生、そしてこれからのビジョンを考えながら、それらと「未経験からのIT転職」が重なるポイントを探していく作業です。紙に書き出す、周囲の人に相談する、転職エージェントを利用するなどして、明確に「言語化」できるように取り組んでいきましょう。

2.ITに関する知識を勉強して習得する

自分の中で転職理由が明確になったら、ITに関する知識の習得に取り組みましょう。未経験者が自分をアピールするために有利になるのが資格です。勉強方法は独学、動画サイト、スクールに通うなど様々ですが、IT関連の資格を有していることで、自分の知識レベルを客観的に証明できます。資格取得によってITに関する「基礎知識」を身に付けておくことで、転職後の実務に入った時に応用が効くなどのメリットもあるでしょう。

何よりも、事前に勉強して資格を取得しておくことで、企業側へ自身の熱意が伝わります。転職理由が明確化され、そのための行動を起こしていることは、非常にポジティブな印象を志望先の企業に与えることができるでしょう。

ステップ②は未経験者というハードルを、ある意味での「強み」に変えていく工程です。未経験からでも順序立てて努力を重ねられる才能と体力の証明は、情報が日々更新されていくIT業界で従事するために非常に重要な要素です。未経験であるが故の「熱意」や「本気度」を伝えるための手段と言えます。


3.志望先企業について入念に下調べする

最後のステップとして、志望する企業について入念に調べることが大切です。なぜその企業なのかを確かな理由とともに説明できるのは、IT業界に限らずどの業界の転職でも、一番大切なことだと言えます。休日や働き方、各種福利厚生などは当然調べるものとして、どのような点に着目すべきかを項目に分けて説明していきます。

⒈志望先企業のビジョンや理念

志望先企業が何を目指して会社経営をしているのかを調べておくのは一番大切なことです。そこに共感できるかどうか、そこに自分のこれまでの人生経験や今後のビジョンが重なるかどうかは、働く上での充足感や幸福度に直接繋がるものなので、ホームページに記載されている企業理念や代表メッセージがあれば、しっかり読み込んでおきましょう。

⒉志望先企業が扱う製品やサービス

扱う製品やサービスを通じて、志望先企業が社会にどのような変化を起こそうとしているのか、どんな分野に影響を与えているのか、社会貢献を目指しているのかをしっかりと調べておきましょう。そのサービスを実際に利用した経験がある、また自分に近しい人がそのサービスを利用しているなどのエピソードがあるならば、より実感を持ってその企業を志望できるでしょう。

⒊直近数年の業績

どんなに素晴らしいビジョンを掲げ、素晴らしいサービスを持っている会社でも、業績が伸び悩んでいるならば倒産の恐れがあるので、注意が必要です。せっかく転職したにも関わらず、数年で倒産して、再び転職活動を強いられる状況に陥ってしまっては、元も子もありません。取引実績や具体的なサービス事例、メディアへの露出など様々な観点から、志望先企業の将来性を見極めることが必要です。

⒋教育体制

未経験者であるならば、入社後の教育体制については入念に確認しておきたいところです。先に触れたように事前に基礎知識を習得しているからといって、いきなり現場に1人で放り込まれるような状況では、対応が難しい場合もあるでしょう。社員数が充足しているのか、研修期間はどのくらいなのかなどの、事前確認は必須です。また面接の機会を掴むことができたのならば、自分が所属する部署の構成や、面接官の雰囲気なども参考にすると、よりリアルな情報を得られます。

ステップ③は総じて、入社後のミスマッチを防ぐという意味で非常に重要です。夢だったはずのIT転職なのに・・・ということにならないために、細部までこだわって企業研究することをおすすめします。


IT未経験の方が取っておくと有利な資格2選!

ここからはIT業界未経験でも挑戦できるオススメの資格を2つ紹介します。

ITパスポート

ITに関する基礎知識を持っていることを証明できる「国家資格」です。情報処理に関することはもちろんですが、ビジネスに関するマネジメントなど幅広い知識を習得できます。シラバス(内容)も適宜更新されるので、現代のビジネスマンとしての基礎知識という意味でも、取得しておくことで転職活動に有利な武器となるはずです。

基本情報技術者

ITエンジニアを目指すならば、登竜門的な位置付けの国家資格です。システムの開発や運営を通して、企業の抱える課題を解決するための提案ができるという証明になります。合格率は約25%、必要勉強時間は150時間と言われており、出題範囲は広範囲に及ぶので、難易度は高めだと言われています。しかし裏を返せば、この資格を取得することは未経験からのIT業界転職をグッと有利にする材料の1つと言えるでしょう!

その他にも様々な資格がありますので、志望する職種や業界、企業側が求めるスキルと合わせて、取得を目指しましょう!現在の状況に合わせて、書籍や動画サイト、オンライン・オフラインのスクールなど自分に合っている方法で学習を進めていきましょう。


未経験からIT業界転職の志望動機例文

未経験からIT業界へ転職する際の志望動機を紹介します!

●未経験からSE(システムエンジニア)へ

私は前職で店舗の運営管理をしていました。業務効率を改善するために新しいアプリを導入し、店舗の売り上げ向上に繋がったことをきっかけに、システムによる業務改善に興味を持つようになりました。

そこで、仕事の合間に資格取得のためにスクールに通い、基本情報技術者の資格を取得しました。

御社が様々な業界の店舗運営改善のためのシステム開発を行っている点に魅力を感じています。前職で培ったマネジメント経験を活かして、クライアントの目線や現場の声を大切にしながら、システムエンジニアとしてより多くの店舗の運営が円滑になり、働き方を改善していくことに貢献したいと考えております。

→解説:自分のこれまでの経験とIT業界を目指そうと思ったきっかけの重なりをうまく説明できています。資格取得によって行動と努力の証明も伴っており、志望先企業の特徴を理解した上で今後のビジョンまで語れているのがポイントです。


30代で未経験からIT転職するのは難しい?

結論からいうと、30代で未経験から目指すIT業界転職は、20代に比べて難易度が上がります。理由として、未経験からのIT業界転職においては「ポテンシャル」が重視される傾向にあるからです。

未経験から30代でIT業界を目指すならば、スクールのカリキュラムや副業、アルバイトなどを通じて、「こういうことができます」と証明するものを用意することが必要です。

年齢が上がれば上がるほど、転職する際の基準は「即戦力として活躍できるかどうか」が重視されます。あなたが今30代で未経験からのIT業界への転職を目指すならば、転職を成功させるための重要な要素として、IT関連の「実績」が必要であるケースが多いことを覚えておいてください。

ただ、年数を重ねた分アピールできる要素は多くあるはずなので、実績を作ることができれば、転職活動はより有利に進むはずです!


まとめ

IT業界は人材不足が問題になっているので、未経験からでも採用枠を設けている企業は多くあります。しかし大切なことは、自分の中で転職理由を明確にしておくこと、そして業界理解を深めるための資格取得、実績作りに取り組むことです。

IT需要が今後高まることは間違い無いので、本気で未経験からのIT業界転職を目指すのであれば、これまでの経験や今後のビジョンと重なる部分を言語化して、深掘りしてみてはいかがでしょうか?

この記事で紹介した成功のためのステップを踏むことで、今後の人生の追い風になることを祈っています。

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