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各社の経済予測を知る。

ニュースの理解力や判断力

私の場合、さまざまな経済情報を得る場合、テレビやネットなどで得る機会がほぼ全てです。しかし、その内容をそのまま鵜呑みにすべきではないと考え、少しでも自身で判断できるようにと日々学んでいるところです。

主に判断基準として定量的な考え方で見るようにしております。
とはいえ数字を追うにしても、各省庁や日銀などが公開しているデータを私が分析・考察できるわけもないので、もう少し簡潔に判断できるよう
数字で提示できる事象なのか、根拠となるモデルはあるのかなど、定量的な見方をすることで整合性が取れるか否か判断できると考えております。

特に経済については、定性的な表現で伝えられてしまうと、一見分かりやすいのですが、定義が曖昧になりがちかと思います。

数字による客観性

数字をベースに経済動向を配信しているサイトを探していた結果、
シンクタンクなどによる経済予測・経済見通しレポートに辿り着きました。金融経済に興味があれば必読かもしれませんが、日銀の経済・物価情勢の展望レポートなどもそれに該当しますね。
数字を中心に考え方を整理したレポートですので整合性の取れた内容かと思います。

数多くあるかもしれませんがまずは大和総研さんのレポートから目を通させていただきました。詳細は引用元からさらにPDFをご覧ください。

大和総研 レポート・コラム >  経済分析 > 経済予測 >
日本経済見通し:2022年10月より

2022年7-9月期の日本経済は、新型コロナウイルス感染「第7波」や世界景気の悪化などにより、個人消費や輸出を中心に停滞感が強かった。一方、設備投資や公需は拡大したとみられ、7-9月期の実質GDP成長率は前期比年率+2.7%となったとみている。10-12月期は感染状況の改善や全国旅行支援の実施、水際対策の大幅緩和、自動車の供給制約の緩和などもあり、同+2.8%と5四半期連続のプラス成長を見込む。

日本経済見通し:2022年10月 2022年10月20日 | 大和総研 | 神田 慶司 | 小林 若葉 | 中村 華奈子

など見通しについて公開されております。
詳しくは上記引用元からPDFファイルを閲覧いただければと思います。

シンクタンクによる日本経済見通し

下記は目を通したまたは通す予定のサイトです( ..)φメモメモ

感想

ニュース報道や評論家のご意見ももちろん重要かとは思いますが、経済を見る目を養う、より解像度を深めるには最適な資料かと思います。キーワードだけの報道に流されず大局的に見られるようにしたいです。

GDPの需要項目、寄与度、その各項目とかある程度知っておきたいなぁ… まだ国の姿が見えてない(´;ω;`)

ちなみに本記事、私なりの報道との付き合い方と見つけたサイトについて書いてますが、一番気になったのはレポート内の2024年の経済展望ですね。

キーワードは

ペントアップ需要(べんとあっぷじゅよう)
分類:経済
景気後退期に購買行動を一時的に控えていた消費者の需要が、景気回復期に一気に回復すること。「繰越需要」、「ペントアップデマンド」とも言われる。景気後退期における消費者の需要は消滅しているわけではなく、積み上げられ、繰り越される部分が潜在的に存在しており、景気回復とともに表面化することで一時的に需要が拡大する現象のこと。

ペントアップ需要|証券用語解説集|野村證券

どうもこれ終わる予想。その後どうなるやら。
何か検討しているのかな、検討使は。
その前に日銀総裁人事で景気後退が前倒しにならなければいいけど。

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