見出し画像

今さらながら14日までの米国相場を振り返る。ロイター引用しながらメモ。

今年に入ってから本業が忙しく、相場はチラ見程度だったのですが、それなりに思うところもあります。
もちろん世界の中心、米国相場についてですが、物価上昇の一服を歓迎しつつ金融引き締めを警戒するなど、各種指標に一喜一憂の相場つき、皆さんどうお過ごしでしょうか。

数年前は投資家・投機筋主体の催促相場的な雰囲気がありましたが、現在は催促していたプレーヤー達が固唾を呑んで見守る側になるという、割と健全な相場に見えるところです。

日本については、内容が内容だけに注視せざるを得ないのですが、日銀の動向が注目されるのも健全な気がします。

ニュースを見ながら張っていたら損切り貧乏になっていただろうなと思いつつ眺めて今日は21日。だいぶ経ちますが年初から先週13日までを振り返ります。

[3日 ロイター] 
<為替> ドルが急伸。4日公表される12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨に注目が集まっている。一方、ユーロはドイツのインフレ鈍化を示す指標を受けて下落した。

<株式> 続落して2023年最初の取引を終えた。テスラとアップルが大幅安となったほか、12月米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨公表が待たれる中、米連邦準備理事会(FRB)の利上げ見通しを巡る警戒感も広がった。

ダウ工業株30種 終値33136.37 前日比-10.88 (-0.03%)

UPDATE 1-NY市場サマリー(3日)ドル急伸・株下落、長期債利回り低下 | ロイター

[4日 ロイター]
<為替> ドルが下落した。4日に発表された昨年12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨ではサプライズがなく、2月に見込まれる利上げ幅に関する手がかりも示されなかった。

<株式> S&P総合500種が反発。ただ、不安定な値動きとなる中、この日の高値からは上げ幅を縮小して取引を終えた。昨年12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で、当局者らが利上げ減速で一致しつつもインフレ抑制に注力していることが示された。

ダウ工業株30種 終値33269.77 前日比+133.40 (+0.40%)

UPDATE 1-NY市場サマリー(4日)ドル下落、S&P反発 | ロイター

[5日 ロイター]
<為替> 主要通貨に対するドル指数が一時4週間ぶりの高値を付けた。朝方発表された堅調な雇用関連指標は、米連邦準備理事会(FRB)が積極的な利上げペースを維持する可能性があるという見方を支えた。

<株式> 主要株価指数が1%超下落して取引を終えた。労働市場の逼迫を示す新たな統計を受け、FRBによる利上げ継続への懸念が高まった。

アメリプライズのチーフマーケットストラテジスト、アンソニー・サグリンビーン氏は「労働市場の朗報が株式市場にとって悪材料なのは明らかだ。統計は労働市場が非常に底堅いことを示している」とし、「労働市場が堅調な限り、FRBはインフレ抑制のため金融引き締めを継続する必要がある」と指摘。6日発表の雇用統計では賃金上昇率が注目されるとの見方を示した。

ダウ工業株30種 終値32930.08 前日比-339.69 (-1.02%)

UPDATE 1-NY市場サマリー(5日)ドル・利回り上昇、株下落 堅調な雇用指標で | ロイター

[6日 ロイター]
<為替> ドルが下落。6日発表された米雇用統計が強弱入り混じる内容となったことに反応したほか、低調なISM非製造業総合指数が嫌気された。

<株式> 主要株価指数が2%超上昇して取引を終えた。米雇用者数の伸びが予想以上だった一方、賃金の伸びが鈍化したほか、サービス業の縮小が示されたことで米連邦準備理事会(FRB)の利上げ路線に関する懸念が緩和された。

米供給管理協会(ISM)が6日発表した2022年12月の非製造業総合指数(NMI)は49.6と20年5月以来、2年7カ月ぶりに50を割り込んだ。50を下回ると、米経済の3分の2超を占めるサービス業の縮小を示す。新型コロナウイルス流行時を除くと09年後半以来の低水準となり、長期的な景気後退期の水準とされる50.1も下回った。

NY市場サマリー(6日)ドル下落、米株上昇 利回り低下 | ロイター

6日のダウ工業株30種は 終値33,630.61 前日比+700.53 (+2.13%) でした。

[9日 ロイター]
<為替> ドルが対ユーロで7カ月ぶりの安値を付けた。直近で発表された経済指標を受け、米連邦準備理事会(FRB)の利上げペースが鈍化するとの見方が強まった。一方、中国の国境再開を背景にリスク通貨に資金が流入した。

<株式> S&P総合500種がほぼ横ばいで取引を終了した。FRBの利上げ減速観測で日中は上昇したが、インフレへの警戒が根強く終盤にかけて伸び悩んだ。

ダウ工業株30種 終値33517.65 前日比-112.96 (-0.34%)

NY市場サマリー(9日)ドル/ユーロが7カ月ぶり安値、国債価格上昇 利上げ鈍化期待 | ロイター

[10日 ロイター]
<為替> ドルがユーロや他の主要通貨に対し7カ月ぶりの安値付近で推移し、レンジ内の動きとなった。今週発表されるインフレ統計待ちとなった。

<株式> 主要株価指数が上昇して取引を終えた。FRBのパウエル議長がこの日の講演で金利政策に言及しなかったため、買い安心感が広がった。

ダウ工業株30種 終値33704.10 前日比+186.45 (+0.56%)

NY市場サマリー(10日)ドル小動き、利回りと米株上昇 インフレ統計待ち | ロイター

[11日 ロイター]
<為替> ユーロ/ドルが一時7カ月ぶりの高値を付けた。ただ12日の米インフレ統計発表を前に狭いレンジ内の動きにとどまった。

<株式> 続伸し、S&P総合500種とナスダック総合が1%超上昇して取引を終えた。米消費者物価指数(CPI)の発表を翌日に控え、インフレ緩和により連邦準備理事会(FRB)が利上げペースを減速する余地を確保するとの期待から買いが優勢となった。

ダウ工業株30種 終値33973.01 前日比+268.91 (+0.80%)

NY市場サマリー(11日)ユーロ/ドル7カ月ぶり高値、株式続伸 | ロイター

[12日 ロイター]
<為替> 終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが対ユーロで約9カ月ぶりの安値に沈んだ。米インフレ鈍化を示す経済指標を受け、米連邦準備理事会(FRB)が今後、利上げに対する積極姿勢を緩めるとの見方が広がった。

<株式> 米国株式市場は主要株価指数が小幅続伸して取引を終えた。この日発表の昨年12月米消費者物価指数(CPI)は前月比で小幅に下落し、連邦準備理事会(FRB)が利上げペースを緩めるとの期待が強まった。

ダウ工業株30種 終値34189.97 前日比+216.96 (+0.64%)

NY市場サマリー(12日)株式小幅続伸、ドル下落、利回り低下 | ロイター

[13日 ロイター]
<為替> 日銀が大規模緩和の修正に動くという思惑から円が急伸した。ドルは大半の主要通貨に対し小幅上昇した。

<株式> 続伸して取引を終えた。第4・四半期決算を受けてJPモルガン・チェースなど銀行株が上昇し、S&P総合500種とナスダック総合は年初来高値を付けた。

JPモルガン・チェースとバンク・オブ・アメリカの業績は予想を上回ったが、ウェルズ・ファーゴとシティグループ は予想に届かなかった。しかし4社とも株価は上昇し、S&P500銀行指数の上げに寄与した。

大手金融機関は先行きの景気後退に備えて引当金を積み増すほか、投資銀行部門の業績は低調で、慎重な業績予想を示した。それでも、金利の上昇が利益を押し上げるとした。

ダウ工業株30種 終値34302.61 前日比+112.64 (+0.33%)

NY市場サマリー(13日)円急伸、株続伸 利回りは上昇 | ロイター

この週は利上げペースを緩めるとの観測から買いが優勢でしたかね。
そして米国企業、第4四半期決算発表シーズン開始という流れですね。

1月効果。

株式相場で1月の収益率が他の月よりも高くなりやすい現象のことをいう。特に小型株でその傾向がみられる。相場における季節性のアノマリー(経験則)の一種。年末に税金対策としての売りがでる一方で、年明けには新規の投資資金が流入しやすいことなどが要因と言われている。

1月効果|証券用語解説集|野村證券

Beware the January Effect: The stock market myth which catches out new investors at the start of the year

1月効果に気をつけろ:年初に新しい投資家を捕まえるという株式市場の神話

Beware the January Effect: The stock market myth which catches out new investors at the start of the year

1月効果というのは初めて聞きました。私は「売ってくれるなら買う」のスタンスなので12月が買い場、「上がったら興味ない」ので1月はスルーという感じですかね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?