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弱インフレ。コアコアCPI+2.5%

米国でいうところのコアCPIです。独自の「コアコアCPI」表現は分かりづらいので、日本も国際的に一般的な表現に合わせてくれないのでしょうか。

浅い知識の点と点を結ぶ作業をしている感じですので、今日もだらだらと書き留めさせていただいております。最低限、事実確認をしながら今日も学んでいる感じです。

10月の全国消費者物価指数(生鮮食品を除くコアCPI)は前年同月比3.6%上昇し、前月の同3.0%上昇から伸びが加速した。

全国コアCPI3.6%上昇、価格転嫁進み約40年ぶり高水準-10月 - Bloomberg

日銀が物価の基調的な動きとして重視している生鮮食品とエネルギーを除くコアコアCPIも同2.5%上昇と、消費増税の影響を除くと1992年12月(2.1%上昇)以来の2%台に乗せた。

全国コアCPI3.6%上昇、価格転嫁進み約40年ぶり高水準-10月 - Bloomberg

CPIについては、天候要因によって供給が大きく左右される食料と、他国の需要と供給にも影響を受けるエネルギーを除くコアコアCPIを見ることで物価の基調を見ることができます。

本当に過度な物価高騰で経済にダメージがあるかどうかは、29日発表予定の完全失業率や有効求人倍率をチェックしましょう。

弱インフレで雇用も順調だったら合格だと思うのですが。
などと書きながら思い出しました。これがnoteの良いところ。

フィリップス曲線(ふぃりっぷすきょくせん)
分類:経済
失業率をグラフの横軸に、賃金上昇率を縦軸にとって関係を描くと、賃金が上がる(下がる)ほど失業率が下がる(上がる)右肩下がりの曲線が描けることを、1950年代に英経済学者が提唱。その名前を冠した曲線。

縦軸の賃金上昇率に代えて物価上昇率(インフレ率)を取り、横軸の失業率の関係をグラフにすると同様の右肩下がりの曲線になる。

中央銀行が景気動向(失業率)を考慮しながら、金融政策でインフレ率をコントロールする際の判断材料として参考にするが、デフレ下でも失業率が低下したり、インフレ下での不況(失業率の増大)というスタグフレーションの場合もあり、右肩下がりのフィリップス曲線では説明がつかない経済事象も起こっている。

フィリップス曲線|証券用語解説集|野村證券

失業率が低いからまだ緩和OKと見るか、低いからもう出口と見るかはまた識者それぞれでしょうね。勉強してみます。
ちなみにGDPを他人事のように捉えている方もいらっしゃいますが、

三面等価の原則(さんめんとうかのげんそく)
分類:経済
一国の経済において、生産(付加価値)、分配(所得)、支出(需要)の3つの側面でみた額が、一定期間が経過した後(事後的)には等しくなることを指す、マクロ経済学上の原則のこと。
生産面のみならず、所得面や支出面の視点から評価することで、経済構造の多面的な把握や景気動向の予測等への活用ができる。

三面等価の原則|証券用語解説集|野村證券

所得が増えない経済成長もありませんし、支出の増えない経済成長もありません。そして皆さん一国の経済に含まれる国民ですね。

別件ですが円安やら貿易赤字で大変、インフレ懸念だのとくかくノイズになる記事が多すぎる。そんな文句を書いても後々後悔しそうなので、とりあえずOECD諸国との比較が容易に見られるリンク先をメモ。

財とサービスの輸出入のGDP割合

時間軸 yearly で輸出入 Exports Imports で % of GDP 見られるので比較してみると面白いですよ。

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