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今週のNY市場 ( ロイター引用 ) 2022/12/10

気がつけば今週のダウは900ドル近い値下がり。
米国経済は堅調であるが故に、金利の高止まり、さらなる利上げの懸念を持ちながら推移しております。
景気後退はあくまで「後退」であり「崩壊」ではないので神経質になりすぎてもと思うところです。値が動けばいいという投機家にとっては楽しい相場ですかね。

2022年12月5日
ダウ工業株30種 終値33947.10ドル 前日比-482.78 (-1.40%)

<為替> ドルがユーロやポンドに対して上昇した。11月の米サービス業に関する経済指標が予想外に好転したことを受け、米連邦準備理事会(FRB)が直近の想定よりも大幅な利上げを決定するかも知れないとの観測につながった。
米供給管理協会(ISM)が5日発表した11月の非製造業総合指数(NMI)は56.5と、予想外に上昇した。内訳の雇用も改善し、来年に景気後退が懸念される中でも米経済の基調的な勢いを示した。ロイターのまとめたアナリスト予想は53.3だった。

<債券> 国債利回りが上昇。先週末に発表された堅調な米雇用統計に続き、5日発表されたサービス業および製造業関連指標が底堅い内容となったことで、米連邦準備理事会(FRB)が2023年にかけ利上げを継続するという観測が強まった。

<株式> サービス部門の指標が市場予想を上回り、米連邦準備理事会(FRB)の利上げが長期化するのではないかという懸念が再燃した。

UPDATE 1-NY市場サマリー(5日)ドル上昇・株下落、堅調な米指標受け | ロイター

2022年12月6日
ダウ工業株30種 終値33596.34ドル 前日比-350.76 (-1.03%)

<為替> 米株安を背景にドルがユーロと円に対して小幅に上昇した。市場は来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)を注視している。
ドルは前日に大きく上昇したこともあり、この日は控えめな値動きとなった。前日は11月の米サービス業に関する経済指標が予想外に好転したことを受け、米連邦準備理事会(FRB)が直近の想定よりも大幅な利上げを決定する可能性があるとの観測からドルが買われた。

<債券> 主要な経済指標の発表がなく薄商いとなる中、国債利回りが低下した。市場では米連邦準備理事会(FRB)の金融引き締めペース鈍化に備える動きが出ている。

<株式> 下落して取引を終えた。S&P総合500種は4営業日、ナスダック総合は3営業日続落。米連邦準備理事会(FRB)の利上げやリセッション(景気後退)を巡る懸念に圧迫された。

NY市場サマリー(6日)S&P4日続落、ドル小幅高 | ロイター

2022年12月7日
ダウ工業株30種 前日比33597.92ドル 前日比+1.58 (0.00%)

<為替>ドルが主要通貨に対し下落。金利上昇が重しとなり米経済が景気後退に陥るとの懸念が強まっている。一方、中国の新型コロナウイルス対策一部緩和を好感し、人民元は上昇した。

<債券>5年債から30年債の利回りが低下し、3カ月ぶりの低水準を付けた。手がかり材料に欠ける中、不安定な地合いが続いた。投資家はインフレが鈍化し政策金利がピークに達するとの見方を強めている。

<株式> S&P総合500種とナスダック総合が下落して取引を終えた。連邦準備理事会(FRB)の金融引き締めが米企業にどのように影響するかを投資家が見極める中、明確な方向性が得られず、値動きの荒い展開となった。
S&Pは5営業日、ナスダックは4営業日続落。ナスダックは、モルガン・スタンレーのiPhone出荷目標引き下げを受けたアップルの下げや、生産減少を巡る懸念で売られた電気自動車(EV)大手テスラの下げに圧迫された。アップルは1.4%安、テスラは3.2%安。前日まで2営業日続落していたダウ工業株30種は横ばいで引けた。

UPDATE 1-NY市場サマリー(7日)ドル・株式下落、利回り3カ月ぶり低水準 | ロイター

2022年12月8日
ダウ工業株30種 終値33781.48ドル 前日比+183.56 (+0.55%)

<為替>ドルが対ユーロで小幅に下落した。金利上昇に伴う景気後退(リセッション)のリスクが意識される中、市場参加者は今後の米連邦準備理事会(FRB)の動きを見極めようとしており、慎重ムードが広がった。

<債券> 米債利回りが上昇した。今後発表されるインフレ統計や来週のFOMC待ちとなった。

<株式>上昇して取引を終了。S&P総合500種は5営業日続落に終止符
を打った。週間の新規失業保険申請件数が増加し、利上げペースが近く減速する兆しと受け止められた。市場はここ数日、利上げサイクル長期化への懸念や主要企業幹部の厳しい経済見通しに圧迫されてきた。ナスダック総合は前日まで4営業日続落していた。しかし、この日発表された新規失業保険申請件数は前週比4000件増の23万件となり、市場予想と一致。先週発表された堅調な雇用データを受けて広がっていた積極的な利上げ継続を巡る観測が幾分後退した。

UPDATE 2-NY市場サマリー(8日)ドル/ユーロ小幅安、米債利回り・米株上昇 | ロイター

2022年12月9日
ダウ工業株30種 終値33476.46 前日比-305.02 (-0.90%)

<為替> ドルが対ユーロで上昇した。11月の米卸売物価指数(PPI)が予想をやや上回ったことで、米連邦準備理事会(FRB)はインフレ対応に向け、緩やかなペースながらも利上げを継続するとの見方が広がった。

<債券> 米債利回りが上昇した。11月の米卸売物価の伸びが予想を上回ったほか、消費者信頼感が改善したことを受け、政策金利が長期にわたり高止まりするとの見方が強まった。

<株式> 反落して取引を終えた。投資家は経済指標を消化し、来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)で米連邦準備理事会(FRB)が0.50%ポイントの利上げを行うとみている。

NY市場サマリー(9日)ドル/ユーロ上昇、米株反落 利回り上昇 | ロイター

なんとなく、これだけ金利を気にしている相場つきなのに、全く関係の無いニュースで上や下へ飛びそうな予感です。そういういい加減な部分を確認したくて、今週もログを残しております。

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