【第17話】便秘からの…。

【第10話】今一番の悩みで、便秘の話をしました。入院から20日間、僕の身体から出たのは、ウサギコロコロ💩4玉と島バナナ2本のみ。

いろいろと薬を変えながら試していますが、なかなか、しっくりくるものが見つかりません。

最終的な方法としては、カンチョウがあるらしいのですが、お尻の粘膜も傷付けることになるし、腸への刺激も強いので、できるだけ自力で出したいところ。

（おれがカンチョウを提案されたくない理由は、そんなことより、ただ、単純に恥ずかしいからなんだけどね…）

相談の結果、下剤系の薬を増やそうということになりました。これも、とても単純な考え方です。

「20滴だったのを30滴にしますね」
「20mgだったのを35mgにしますね」

毎食後、どんどん増えていく薬の成果が少しずつ感じられるようになりました。お腹からは、ゴロゴロと音も鳴り始めて、おならの数も増えてきて、イイ感じです。

そして、夕食後、ついにこの時を迎えました。自然な感じでゴロゴロ鳴り始めた、僕のお腹はもう準備万端なようです。

息切れしながら、ゆっくりとトイレへ行きます。洋式トイレの前にイスを置いて、自分の身体は和式スタイル。

待つこと数十秒…。

島バナナ3本！
（もう少しサイズがほしいけど、まぁ今日はこれくらいにしてやろう）

30分後…。

また、お腹はイイ感じ。息切れしながら、ゆっくりとトイレへ行きます。洋式トイレの前にイスを置いて、自分の身体は和式スタイル。

待つこと数十秒…。
キタキタキター！

Doleバナナ2本！

（ふぅーっ、やっと出てきたぜ(*´∀`)♪）
勝ち組の顔をして、ベッドへ戻る僕。ゆっくり本を読んでいると…。

ゴロゴロゴロゴロ…。あら、先ほどとは、お腹の音がちょっと違う感じです。
（これはヤバい）と直感的に感じとった僕は全速力でトイレへ向かいます。（と言っても、ナマケモノくらいのスピード笑）

そこからは、下痢、下痢。
ひたすら、下痢。
これでもかというほど、下痢。

こうなったら、もう、自分でどうにかできることではありません。増やした下剤の量だけ、この攻撃を受け続けるしかないのでしょう。

そして、僕はまたトイレへ向かうのです。

2303.11.20