就労継続支援の立ち位置とは?
仕事場で利用者から八つ当たりのような形で強く当たられ、思わず泣きそうになってしまいました。
年上の利用者さんにはどうしても気後れしてしまいます。(ほとんど年上)
なかなか強く言い返すことができません。(その方がいいのかもしれないですが、)
HSP気質の典型的な特徴の一つではないでしょうか。
優しいと紙一重だと信じています。
そして、ズルズルと引きずらないように、気持ちを切り替えていきたいと思います。
さて、本日のnoteの題名にもあるように、就労継続支援の世の中での立ち位置は、非常に意見が分かれるところです。
自己紹介①では、次のように自らの認識を示させていただきました。
「精神、身体、知的等の障害を抱えた人たちが、継続的な支援を得ながら仕事をするところ」
そして、簡潔に言えば、障害者が仕事をする場所です。と。
つまり、就労継続支援は一般的な企業とほぼ同じであると考えていいのでしょうか?
私自身の考えは、NOです。
就労継続支援と一般的な企業を同一視することはできないと考えています。
そう考える理由は何個もあります。別のnoteで示すかもしれません。
ただ、一番大きな理由は、なぜ就労継続支援が必要なのか、就労継続支援の役割は何なのかということです。
障害者だからといって、必ずしも就労継続支援を利用する必要がありません。
逆に、フルタイム勤務として働きたいならば、就労継続支援はおそらく利用してはいけません。
就労継続支援B型であればなおさらです。
それでも、就労継続支援を利用されるということには、何らかの理由があります。
・自分のペースで働きたい
・作業内容が自分に向いている
・フルタイム勤務が難しい
・気軽に休める環境が良い(就労継続支援A型であればあんまり休めないかも)
・自分の気持ちや障害のことを分かってくれる人が欲しい。
・雇用契約を結んで働くのが厳しい(就労継続支援B型の場合)
・一般的な企業で働くことが能力的に厳しい(すぐにクビになる、仕事がうまく出来ない)
一般的なこのような人たちへの福祉的支援は、ほとんどの場合ありません。あって欲しいですが。
就労継続支援には必ずあります(あるはずです)。あって欲しいです。あるべきです。
そして、就労継続支援は一般的な企業に送り出す役割も担っています。もちろん現実的には厳しいことも多くありますが。
話が長くなり、分かりづらくなってしまいましたが、、、
要するに、就労継続支援という枠組みが必要なければ、最初から存在していないだろうと言いたいのです。
なるべく一般的な企業に近づける努力をしながら、福祉サービスの一種であることを常に頭の片隅に置いて仕事に取り組みます。
記事を見て少しでも「この人頑張っているな」「就労継続支援について勉強になったな」「なんか変わった人だな」と思った方、サポートをよろしくお願いします。