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第2節 V・ファーレン長崎vsギラヴァンツ北九州 マッチレビュー(後編)

こんにちは。
明治安田生命J2リーグ第2節 V・ファーレン長崎vsギラヴァンツ北九州のマッチレビュー(後編)をお送りします!
大変遅くなり申し訳ありません🙇🏻‍♂️

後半戦スタート!

まずは後半スタート時の両チームのメンバーから見ていきましょう!

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長崎の方は交代なし。
北九州は前半途中からCB生駒に代えてMF國分を投入し、VOの川上がCBへ、代わって入った國分がVOへ入りました。
後半からは右SBの福森に代わって野口がそのまま右SBに入りました。
これが後半の両チームのスタートです。

強かに追加点を狙いに行った長崎

手倉森監督の試合後のコメントでもあった通り、長崎は強かに追加点を狙いにいきました。
どんな手段で狙ったのかと言うと、それは『カウンター』です。
長崎は前半と後半のスタートでは明らかに違った守備方法をとりました。

後半の立ち上がりは前半同様のプレッシング方法と相手陣地でのテンポの良い攻撃で長崎が優位にゲームを運びました。
守備方法に変更があったのは後半が始まって10分が経過したくらいです。
自らのミスなどからピンチを招いてから少し引き気味になったように思えます。

その後、62分。長崎サポお待ちかねの外国籍選手タイムの発動!
名倉に代わってルアン。富樫に代わってイバルボが投入されました。
この2人が同時に出てきた時のワクワクは長崎サポなら誰しもが感じたでしょう!

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2人が投入されてからは上図のようにある程度5-4-1のブロックをひいて守ってカウンターという狙いに変更したように見えました。

なぜ変更に至ったのか、僕の見解からすると富樫とイバルボの守備能力、各個人に与えられたタスクにあると思います。
富樫は前線からのプレッシングとプレスバックに奮闘してくれる能力があります。
一方、イバルボは守備にあまり力を使わないタイプ。まさに外国人選手らしいですよね(笑)でもその分攻撃で力を出してくれる、そこの爆発力はチームのFWではナンバー1だと思うので手倉森監督がそう言った部分を考慮した上でこの守備戦術とイバルボに簡単なタスクを与えたのだと思っています。

実際2点目が決まったのは後半65分。2人が投入されてから3分後になります。
形もまさにカウンター攻撃からの得点でした。
北九州のロングボールを角田が頭でクリアして、秋野が拾いルアンに預ける。
ルアンが運びながらイバルボのスプリントで数的優位を作り2人で崩してのゴールになりました!

こう言った形で攻撃になれば勢いを持って攻め上がれる人と時間が用意されていたので決まるべくして決まったんだと思っています。
それと、あまり取り上げられてはいませんが逆サイドを澤田がロングスプリント+要求し続けた事で相手のCBが引っ張られてルアンのシュートブロックに間に合わなかったと思います。
イバルボ、ルアンの2人の関係性の先に澤田と言うジョーカーによって北九州の守備は対応しきれなかった長崎の素晴らしい攻撃でした!👏

リモートの良いところは選手の声が聞こえるところですね!
特に今言った澤田の要求の声はすごく聞こえてるのでみなさんもチェックしてみてください!

北九州にとって痛すぎる追加点

この得点は北九州側からすれば痛すぎた失点でした。
まず長崎の5-4-1ブロックの真ん中に安易なロングボールを送ってしまった事。
それと2人のVOがこの時縦関係になっておりセカンドボールを拾われてしまった事などが挙げられますが、やはり相手の固い守備ブロックに安易なロングボールを送ってしまっては苦しい形になりますね。

ロングボールを送るのであれば角度をつける事が求められると思います。
対角に向けてのロングボールなどは相手の守備目線を変える意味でもすごく有効だと思います。

一見長崎の素晴らしい攻撃に見えますが、北九州のやってはいけないミスからの失点でもあり、それを逃さなかった長崎は素晴らしかったです。
後半10分経過後あたりから北九州に流れが傾いていただけに痛すぎる追加点の献上になってしまいました。

ラストの締めくくり

長崎はこの得点後も自陣でブロックを形成しながらカウンターからの得点を狙ったサッカーを目指しました。

しかし、北九州も66分池元→新垣、79分椿→ディサロ、鈴木→佐藤。と5枚の交代カードを上手く使いながら長崎の攻略に前進していたと思います。
その辺りはやはり策士小林伸二だなと言ったあたりでしょうか。
それに小林監督の変更に上手く対応している選手達にもレベルの高さが伺えました。

お互いに5枚の交代枠を使いながらゲームを進めていきましたが、長崎のリトリートディフェンスはまだ未完成のようですね😅
3点目を狙っていたとは思いますが上手くカウンターへ持っていける数も減りましたし、ゾーンなのかマークなのかはっきりしない部分があってヒヤヒヤしました。

ルアンも攻撃ではあのたったワンゴールで存在感を出しましたが、守備面では難ありと言った感じです。(めちゃくちゃ頑張ってくれてはいましたが😅)
VOとSHの間を通されるパスも多くあったし、なぜかスライドしない、スライドが全部後手と言うシーンもありました。(後ろの5枚のスライドと中盤4枚のスライド)
しかし、そんな中でもピッチ内で解決して改善できつつありました。(米田はやはり気が利きます☺️)

79分に失点は許したもののなんとかリードを守り切って勝利!
開幕から2連勝をあげました!👏

最後に。。。

いかがだったでしょうか?
僕なりにこの試合を分析して2部構成でお送りしました!
お互いに明確なスタイルが浸透しつつあると思うのでこれからの両チームに注目したいですね!
また、Twitterにて多くの長崎サポの方に読んで頂いてます。たくさんのいいねとフォロー本当にありがとうございます🙇🏻‍♂️
何か要望や意見、感想などありましたらなんでもいいのでメッセージください!
拙い文ではありますが、最後までお付き合いくださりありがとうございました!
次節はアウェー福岡戦!リモートですが選手に熱いエールをお願いします!
また次節もお楽しみに〜👋



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