久々に思い出すと...

私は自分の名前が好きではなかった。

拓馬(たくま)と両親は名付けてくれた。

私にとっては、音の響きによって好き嫌いが分かれているみたいだ。
物心ついてもたくまという響きになれない。
友達から呼ばれた時は何とも思わないのに、
自分が名乗る時、すごく違和感を感じる。

両親から名前の意味を教えてもらったのは小学生の頃であった。

将軍は馬に乗って、先頭にたちみんなを導いていくような存在


「だからあなたにもそういった人間になってほしいという願いをこめた」と伝えられる。

小学生の自分からしたら全くもって意味も分からず、そういうものなんだと捉えていたと思う。

しかし、年齢が上がるにつれて意味を捉えることが出来るようになってきた頃、
自分の性格と両親の願いはとてもマッチしていると思った。

なぜなら、

私は昔から引っ込み思案で、前に出ることが恥ずかしいタイプ。

お寿司を店員さんに頼んだり、スーパーで物の場所を聞くことに勇気を出すことができなかった。

産まれたときに名前はつけられるため、産まれてきた時に性格などが分かるはずもない。
しかし、その願いは自然と子どもに伝わっているのかもしれません。

私は願いとは正反対な性格で産まれてきました。
でも、それは自分が名前通りに今後変化していくことを暗示していたのかもしれません。

恥ずかしがり屋なところは変わっていませんが、周りを引っ張っていく部分は今現在も伸び続けていると感じています。

今ではこの名前をつけてくれたことを両親には感謝しています。
今度は自分自身が次の世代へと繋げる番ですね


#名前の由来

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