感染症の歴史
お疲れ様ですたくみです。歴史を変えてしまう「感染症」について紐解いていきたいと思います。
現在のパンデミックは解消ではなくなお継続中であることを忘れない。
【概要】
①ペスト(黒死病)
病原体:ペスト菌(細菌)
経路:ノミ→ネズミ(クマネズミ)→人(肺ペスト、)
症状:高熱、頭痛、錯乱、黒い斑点
影響:中世の終わり
→・キリスト教の信頼失う
・人が人を殺している「二次災害」例:現代だと自分だけが生きれば良いという買い占めマスク
対策:抗生物質治療/ワクチンなし
ワクチン→病原体の菌の強さを弱めたものを体に注入する
現在:年間2000人の死者
②コレラ
病原体:ビブリオ、コレラ(細菌)
経路 :便で汚染された水、食物
→人間の知恵で「水を消毒する」という概念が生まれる。
症状:急性の下痢、嘔吐
影響:19世紀中に6回のパンデミック
対策:塩素消毒、経口コレラワクチン(二回投与して3ヶ月程しか効果なし)
現状:コレラ感染者年間140〜430万人
③黄熱病
→野口英世が関連したモノ❌
病原体:黄熱ウイルス
経路:蚊→アフリカ中南米の奴隷船。奴隷と一緒に病原菌も持ち込む
症状:発熱→黄但、出血→そのうち20〜50%以上死亡
影響:1900年(服)ハバナ医師「蚊」→人体実験
対策:蚊の駆除、1930年ワクチン、1940年DDT
現在:特効薬なし、熱帯アフリカ、南米で流行
④天然痘
→人類が完全勝利した感染症(当時人類の3分の1死亡)
病原体:天然痘ウイルス
経路:口、鼻→リンパ節→血→臓器
症状:高熱と特徴的発疹
影響:奈良の大仏ができたきっかけ、アステカ文明、インカ文明
→スペイン人によって侵略→現地人キリスト教に改宗
対策:ワクチン
現在:根絶(1977ソマリア男性が最後)
世界3大感染症 HIV、マラリア、結核
さらに梅毒(性病)、エボラ、破傷風(災害の時にかかりやすい)、狂犬病
「何が起きていて、何が危ないのか?」
参考文献:
「怖くて眠れなくなる感染症」岡田晴恵(PHP研究)
中田敦彦さんの「YouTube大学」