源氏物語
平安中期
世界最古の長編小説
【作者】
紫式部(下級貴族。夫と死別した悲しみで執筆開始)
→藤原道長により中宮の家庭教師に
【メンバー】
・主人公 光源氏
(天皇陛下の息子、第二皇子、天才美男子)
・光源氏の親友 頭の中将(葵の上の兄)
・3人の真面目な人物
①夕霧②薫③髭黒の大将
【概略】
①第二皇子が恋と政略の果てに天下取り
②天下取りの代償と本当の愛
③光源氏の子孫たちの恋
2部3部
紫式部の宮中での悩みやドロドロの裏側
【挫折】
①名前がわかりづらい
→場所、身分で名前がつけられている
→男女で変わる
→変化がある
②今ではクレイジーな生活制度
例:⑴一夫多妻多妾(たくさん妻)
⑵妻問婚(奥さんに部屋を与えて旦那がそこにいく)
⑶女性らしさ→他の男性に顔を見せちゃいけない
立っている姿ははしたない
【1部流れ】 光源氏が愛した13人の女
①桐壺の更衣(はじまりの母)
→いじめ
→光源氏が3歳の時に死去
②藤壺の女御(そっくりな女)
*元服(男子が成人(12歳)になったことを示す儀式)
=天皇が目をつけている女性のエリアには入ってはいけない
光源氏の子との妊娠
③葵の上(政略結婚の妻、正妻)
妊娠
→六条の御息所に呪い殺される
④朝顔の姫君(断る女)
いとこ
⑤六条の御息所 みやすどころ(崇る女)
漢詩の勉強会
雨夜の目定め=上流階級ではなく中流階級へ変更
葵の上に子供ができたことを憎む
⑥空蝉 うつせみ(逃げる女)
⑦夕顔(ライバル(頭の中将)の元彼女)
六条の御息所の幽波紋が夕顔を殺害
⑧紫の上(理想の少女、藤壺の女御の姪っ子)
紫の上を引き取りたかったが出来ない
祖母がいなくなったため引き取る
⑨末摘花(美しくない女)
末摘花=赤い花の女、象のような鼻
いい子だったため資金援助をする
⑩源の典侍(熟女すぎる女)
60歳の女
11朧月夜(敵側の女)
皇太子朱雀帝に入内
手を出してはいけない女
12花散里(迎え入れる女)
13明石の御方(田舎の女)
明石入道の娘
責任をとって都を出る
→須磨へ
明石入道現る
→自分の娘を光源氏に嫁がせたい
光源氏と藤壺女御の息子冷泉帝が次の帝に
光源氏の子供は全員出世すると占いに言われる
六条の御息所死の淵
(絵合わせ対決)
冷泉天皇に自分の関係者を嫁がせる
どっちが芸術的にいいか、美しい商品を持っているか?
新弘微殿の女御(頭の中将チーム)VS梅壺(光源氏)
梅壺勝利
*六条院完成(季節ごとで住む女性を変える)
春の町→紫の上、明石の姫
夏の町→花散里、夕霧
秋の町→夕霧
冬の町→明石の御方
【外伝】玉鬘十帖編(中流貴族の読者が喜ぶブロック)
ある女の子がいきなり住む
「普通の私がいきなり六条院でモテモテに!?」
玉鬘(頭の中将と夕顔の娘)
→中将の血を引くことを知らない
光源氏の臣下にスカウト
→玉鬘を引き取る
(セレブ暮らし)
・衣配り→年末に正月の晴れ着をプレゼント
・男踏歌→イケメンプリンス達が詠を読む
(エントリー)
①蛍の宮
②柏木(中将の息子玉鬘とは異母姉弟)
③髭黒の大将
④光源氏
玉鬘十帖→女子教育の教科書的な役割
・近江(敵対視)
→セレブ生活を覚えない
帝に出仕の準備(中将)
*頭の中将=光源氏の義理の兄であり親友
→髭黒の大将アタック(妻子家出)
→髭黒の大将と玉鬘は結婚し幸せに暮らす
【2部の流れ】
(光源氏のかげり編)
・明石の姫君、裳着(成人式)に向けて(香)
・頭の中将、夕霧と雲居の雁認める
→春宮と結婚、実母と再会
・光源氏に「準太上天皇」の位を授ける
14女三の宮(朱雀上皇の愛娘)来襲
*紫の上→光源氏の位と釣り合わない
紫の上倒れる。
柏木が女三の宮にアタックを仕掛ける
→柏木との子供をご懐妊
→女三の宮出家
→光源氏格のある正妻女三の宮を失う
→光源氏にばれたショックで柏木病死
薫(柏木と女三宮の息子)
夕霧→落葉の宮を襲ってしまう
→紫の上死去
→紫の上の魂を探す歌
=桐壺更衣ファ死んだ時の歌とほぼ同じ
「雲隠」=光源氏の最終章
→白紙
★紫の上の死後光源氏がどう生きて死んだかを一切描かれていない
【3部】
子孫たちの恋(宇治十帖)
主人公
①匂宮(明石の姫君と春宮の息子)
②薫(女三宮と柏木の子)
③八宮(光源氏とは異母兄弟)
④浮舟
薫は宇治で美人(大君、中君)を見つける
八宮の悲劇→最愛の奥さんが病死して家が燃える
匂宮 中君を手に入れる→中君は二宮との子供を妊娠
大君 病で死去
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