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カルシウム『穏やかな心を(精神安定)!』

▼目次
■これだけは知りたい”カルシウム”について
■カルシウムが多い食品
■これを知っていたら”カルシウム博士”

■これだけは知りたい”カルシウム”について

丈夫な骨を作るために必要なカルシウム。
ミネラルの中でも、最も馴染みのあるのが、”カルシウム”なのではないでしょうか?

そんな中で、これだけ知っておくと、友達との会話のトリビアとして使えるのではないかと思っています。
それが、「カルシウムとストレスの関係」についてです。

イライラしている人がいると、『カルシウム足りてないんじゃない?』ってなりますよね?
あれ、本当なのでしょうか?

諸説あるようですが、「神経の興奮や緊張を抑制」され、結果としてイライラ低減に効果があるとされています。

メンタル状態は外的要因が大きいかもしれませんが、体の内側から対策する事もできますし、体が健康的で、健やかな気分でいられるのが一番ですよね?

是非カルシムを意識して摂取する事で、心身ともに健康を目指していきましょう!

■カルシウムが多い食品

カルシムを多く含む食品は、桜エビ、シシヤモ、ひじき、モロヘイヤ、牛乳、豆腐などです。
特に牛乳には、カルシウムの吸収を促進するカゼインホスホペプチドや乳糖が含まれているので、効率良く摂取する事が出来るためおススメです。

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■これを知っていたら”カルシウム博士”

少しマニアックですが、カルシウムについてもう少し詳しく知りたい方向けの内容になっています。
参考文献はこちらになりますので、気になった方はこちらもご覧ください。

カルシウムは体内にもっとも多く存在するミネラルで、成人体重の約1-2%を占めています。
体内のカルシウムの99%は骨や歯などの硬い組織に存在しています。
残りの1%は機能カルシウムとよ呼ばれ、筋肉、神経などの組織に含まれています。
機能カルシウムは血液にも溶け込んで、血液の凝固を促進させる作用のほか、神経伝達を通じて筋肉を収縮されて心臓の鼓動を保つ、神経の興奮や緊張を抑制して精神を安定させる、各種ホルモンの分泌を調整する、細胞分裂を促進させるなど、様々な生理機能に関わっています。
骨はカルシウムの貯蔵庫としての役割もあり、機能カルシウムが不足すると骨の貯蔵カルシウムが血液中へと溶け出します。
これによって血液中のカルシウム濃度が常に一定に保たれています。
骨や歯の形成にはビタミンDやビタミンKも不可欠です。ビタミンDは、小腸でのカルシウムの吸収率を高め、骨への運搬もしています。
ビタミンKは、カルシウムは骨に沈着するのを助けているのです。

骨は皮膚などと同じように代謝をし、絶えずつくり変えられています。骨を新しく作る骨形成と、古い骨を壊す骨吸収が繰り返し行われています。この骨の代謝にカルシウムは深くかかわっています。
一般的に骨密度は20歳をピークに減少するので、20歳までの食事や生活習慣が重要になります。特に骨が育つ成長期や、妊娠・授乳期は不足しないように注意が必要です。
カルシウムは体内に吸収されにくい栄養素の一つです。腸管から吸収される率は食品によっても大きく異なります。
吸収率が最も高いのは牛乳や乳製品の約50%で、小魚は約30%、緑黄色野菜では20%ほどです。
小魚は内臓部分に含まれるビタミンDが吸収を助けてくれるので積極的に摂りたい食品です。
カルシウムの吸収率は加齢に従って低下するので、吸収を促進する栄養素と組み合わせるなど、香率よく摂取することが大切です。
一方、豆類や穀物に多いフィチン酸、コーヒーやホウレン草に含まれるシュウ酸、過剰のリン、食物繊維などはカルシウムの吸収を妨げる事がわかっています。

骨の骨密度は20歳までに形成され、その後は、いかに減少を防げるかにかかっています。
骨の強度を維持していく上で、カルシウムを効率よく摂取する事が大切です。
若いうちの摂取量や運動量が不足すると、高齢期に骨粗鬆症になるリスクはグンと高くなります。
厚生労働省が公表している「国民健康・栄養調査」結果でも日本人の平均摂取量は、長年にわたり必要量に達していません。幼少期からの継続的なカルシウム摂取が望まれます。
カルシウムの豊富な食品の中でも、日々の食生活に取り入れやすいのは牛乳などの乳製品です。特に牛乳には、カルシウムの吸収を促進するカゼインホスホペプチドや乳糖が含まれているので、効率良く摂取する事が出来ます。

以上がカルシウムについての少しマニアックなお話でした。
ミネラルの一種であるカルシウムですが、ミネラルの全体像をまとめた記事もありますので、ご興味ございましたら合わせてご覧いただければと思います。


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