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マグネシウム『血圧や体温の調整役!』

▼目次
■これだけは知りたい”マグネシウム”について
■マグネシウムが多い食品
■これを知っていたら”マグネシウム博士”

■これだけは知りたい”マグネシウム”について

マグネシウムは幅広くカラダの調子をコントロールする機能があるマルチプレイヤーです。
特に、体内の血圧のコントロールや、神経の興奮さえもコントロールし、
その高すぎる効能を逆手に、『便秘』で悩む人に対する下痢を促進するために処方されたりもします。
血圧のコントロールがある事から『高血圧』対策になりますし、神経をコントロールする事から『天然の精神安定剤』と呼ばれたりします。
さらに、神経をコントロールする事から、良質な睡眠に必要です。

マグネシウムを積極的に摂る事を意識するべきですが、特にアルコールを多飲する人、ストレスの多い人はマグネシウム欠乏症に陥りやすいので注意しましょう。

■マグネシウムが多い食品

マグネシウムに多く含む食品は、イワシの丸干し、ひじき、アーモンド、ホウレンソウ、大豆、木綿豆腐、栗などです。

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■これを知っていたら”マグネシウム博士”

少しマニアックですが、マグネシウムについてもう少し詳しく知りたい方向けの内容になっています。
参考文献はこちらになりますので、気になった方はこちらもご覧ください。

マグネシウムは、カルシウムやリンと同様、骨や歯の形成に必要な栄養素です。
成人の体内には約20-25g存在し、そのうちの50-60%が骨に貯蔵されています。
血液中のマグネシウムが不足すると、骨から溶け出して濃度が保たれています。
体内では酵素の補助因子として、エネルギー代謝など300種類以上の酵素反応に重要な役割を持っています。
また、遺伝しをつかさどる核酸の代謝やタンパク質の合成にも必要です。
カルシウムが過剰になると、マグネシウムの吸収が阻害されるため、マグネシウムとカルシウムは1対2の比率で摂るのが理想的です。

マグネシウムは、体内で神経の興奮を抑えたり、エネルギーの産生、血圧の維持などに利用されます。
また、カルシウムが筋肉の収縮を調整するのを助けます。マグネシウムが不足すると、血管の収縮が起こり、血圧が上がりやすくなってしまいます。
さらに、ビタミンB群と同様、脂質、糖質、タンパク質の代謝を助けます。

以上がマグネシウムについての少しマニアックなお話でした。
ミネラルの一種であるマグネシウムですが、ミネラルの全体像をまとめた記事もありますので、ご興味ございましたら合わせてご覧いただければと思います。


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