見出し画像

誕生から30年、           今明かされるたこわさ誕生秘話

誕生から30年、本日、「たこわさ誕生の秘話」を深堀りします!

前々回のお話でウィキペディアの話をしたのですが、
今回は誕生から約30年のたこわさびのルーツについて          書きたいと思います。

実は罰ゲームじゃなかった

何年か前のTVのバラエティで、たこわさは罰ゲームから誕生した!
と脚色されたエピソードが放送され、世間的には認知されている
たこわさびですが、先日、新たな事実が判明しました。

たこわさ座談会 ~あづまの軌跡と未来を語る~2021年7月28日
当時を知る役員・社員たちにて、当時を振り返った座談会から、
誕生の秘話をご紹介します。

考える

-時をさかのぼること30数年前、三重県四日市市のとある工場にて
“イカの塩辛は200年も前からあるのに、
          なぜタコの商品はないのだろう・・・”
あづまフーズにて、たこを主原料とした「たこ生造り」という
内臓の腸(わた)を使わない食べやすい塩辛を販売し、          順調に売上を伸ばしていました。 
もっと美味しいもの、新しい商品がないかなあ~と当時、
営業マンであったT氏が、「たこ生造り」というたこの塩辛と
相性がよさそうなものを詮索していました。
 “新しいものをつくりたい”というあづまフーズのDNAです。

ひらめき2

当時から、唯一無二の一風変わった商品を作るのが
あづまフーズという会社の特徴でした。
営業マンも工場に足しげく通い、製造現場の隣部屋で行っていた
商品開発にも積極的に参加するような社風。
なんでもやってみる!姿勢は当時の社長をはじめ、社員たちの
得意とするところでした。
お客様から「この商品は変だ!変わっている!!」と言われても
それが最高の誉め言葉。
営業自らが、工場現場の商品をベースに、
新しい商品づくりの提案をする、そんな時代でした。
どんなものであっても混ぜてみる、作ってみる、挑戦してみる、
面白いと思うことは何でもやってみる!

やってみる

たこわさ誕生の瞬間

話を誕生の瞬間を体現した瞬間に戻します。
ある日、偶然目についた茎わさびとたこの生造りを
当時の営業部長のT部長がボールに入れて混ぜてみたそうです。
ある社員Aは「なんだこれ」と口走った。
社員Hは食べた瞬間「これはいける!」と思った。
社員Nは「これは売れる!売ろう!」と信じた。
そうして、何気なく混ぜただけのはずの「たこ塩辛」+「わさび」が
「たこわさび」として誕生! 商品化に舵をきる。

1992年初夏
遊び心と新しいことに挑戦する社風から誕生した商品。 
それが「たこわさび」だったのです。

たこわさの歴史

誕生した当初、試してくださいとお届けした取引先様には
「なんだこれは!」
「売れないよ」
「見た目がね・・・」
と散々なリアクションをいただいていたそうです。

目標未達

しかしあづまたたきあげ、不屈の営業マンは、こう切り返したそうです。
「夏の涼しい時期に最適です!」 
「一度食べたら、やみつきですよ!」
エッジのきいた切り返しトークのかいもあり発売から10年経過した
2000年代初頭全国展開の某居酒屋チェーンに地域・期間限定で
採用していただきました。期間限定、地域限定だったはずが、
お客様の心をつかみ、取り扱いは全国に広がり
たこわさバブルの時代に突入していくことになります。

飲み屋街

たこわさバブルのお話はまたの機会にさせていただこうかと思っています。

そして現在の認知度を獲得したたこわさびですが
たこわさだけで生き残れるほど食品業界は甘くありません。

ただ、やはりあづまフーズといえば【たこわさび】
と言っていただけるようになったのはとても大きいと感じています。

これからのあづまフーズ

これからもたこわさのブラッシュアップ・
たこわさにヒントを得た商品
魅力的な商品開発等精進していきますので
今後ともよろしくお願いいたします。

画像6


​最後にカナダにあるグループ会社のオンラインショップが
新しくなりましたのでご紹介いたします。
https://azumatei.ca/

私たちの作る新しいHPも近日お知らせできるよう
現在準備中ですのでご期待ください。

2022.1.7追記
新しいHPが公開になりました。
是非ご覧ください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?