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AppleのThunderbolt Displayを修理した話

リモートワークをする機会はめっきり減ってしまったけど、家でも27インチくらいの大きめディスプレイが欲しいと思っていたところに、ラッキーな話が。
AppleのThunderbolt Displayを譲ってもらえることになりました。

2011年発売のディスプレイで、購入日はおそらく2015年だったので、5年使って9年前のモデルということで相当に古い。
けれども、なんとなくツキが回ってきたような気がしたので、頂くことにした。
問題は、肝心のThunderboltが断線してしまっているということ。
このディスプレイは分解しないとコードの取り替えができないタイプで、Appleに修理を頼むと問答無用で5万円以上かかってしまうとのこと。
つまり、自分で分解修理をしなくてはならないということだ。

これはめちゃめちゃワクワクする。11kg近い重量の、しかもだいぶ年数のたった機械を無償で分解できるなんて、震えてしまう。
これは完全に流れが来ている。多分修理も成功するきがする。

さっそくネットで調べてみると、分解修理している人が2人ぐらい見つかった。やっぱり、世界のどこかには既にやっている人がいるんだなと感動する。
海外サイトもみながら調べると、分解の方法はなんとなくわかって、あとは道具を揃えるだけ。
今は亡きMagSafeケーブルとThunderbolt2の一体型ケーブル、だけど普通にAmazonに新品が売っていた。
なんだこれは、ネットすごい。
Apple製品は分解対策のようで、特殊ネジとむちゃくちゃ細い配線類が使われているとのこと。
だけど、ドライバーも1500円くらいでAmazonで買えてしまう。ネットすごい。
むしろThunderbolt2→3に変換するケーブルが5000円もして、しかもApple純正品じゃないと厳しいとのことだったので、金額的にはこれが圧倒的に高くなってしまった。
修理だけなら6000円で済んでしまう。5万円の修理代とはなんだったのか。

時間的には、休憩挟みつつ、2時間半くらいで完了できた。
ネットには感電するとか、ねじ穴が繊細だとか書いてあったけど、別にそんなことはなかった。(運が良かっただけかも)
無事に接続が完了して、一安心。最後にネジが2本余ってしまったんだけれど、夢中でやってたからどこで使われていたものなのか忘れてしまった。
そういうこともあるけど、だいたいはなんとかなるものだ。人生と同じだ。

この修理、結構簡単だったので、修理屋さんでも始めようかなと思ったけど、そもそも9年前のディスプレイだからそんなに需要はないかもしれない。
ケーブル断線だけであれば素人でも直せるので、オススメだ。

誰かを楽にして、自分も楽になれる文章。いつか誰かが呼んでくれるその日のために、書き続けています。 サポートするのは簡単なことではありませんが、共感していただけましたら幸いです。