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[家賃よりも安く家が買える]ことはない。

こんばんは♪タコセン🐙です。



こないだ、橘玲(たちばなあきら)さんの【お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 "知的人生設計入門" 】を読みました!


世界にひとつしかない金持ちの方程式

私たち凡人は、それなりに生活を楽しみながら、できるだけつらい思いをせずに、経済的に豊かになりたいと考えています。

幸福を犠牲にして金を貯めても何の意味もありませんから、この考えは間違ってはいません。しかし、何の努力もせずに金持ちになれるほど世の中が甘くないのも事実です。


世の中には、収入以上の贅沢をし、消費者金融で借金をしながら、宝くじが当たるのを待っている人がいっぱいいます。

しかしこれでは、いつまで待っても幸運の女神がやってくるはずはありません。

もう一度、資産運用の方程式を思い出してください。

資産形成=(収入−支出)+(資産×運用利回り)

答えは全て、この中にあります。

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確実に金持ちになる方法は支出を減らすこと

誰もがキャリアを積んで、年収1000万円を超えるエリートサラリーマンになれるわけではありません。 

[自分に投資する]とよく言われますが、その投資の大半は無駄になっているという現実もあります。

人的資本に投資しても思うような効果を得られない私たち凡人は、どうすればいいのでしょうか? 


実はここにもちゃんと解決策があります。


それは...


支出を減らすこと


です。


当たり前のことですが、誰もが確実に資産運用に成功する方法があるはずはありません。

支出を減らすことは誰でもできますし、それによって確実に家計の純利益は増大し、資産は大きくなっていきます。


アメリカの金持ちのほとんどは質素な生活をしています。

[金持ちはケチだ]とよく言われますが、これは論理が逆で、[ケチだからこそ金持ちになれた]のです。

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[家賃よりも安く家が買える]ことはない。

ローンの返済期間を短くすると、月々の返済金額が増えてしまいます。

例えば3000万のマンションを全額、10年返済の住宅ローン(年利3%)で購入すると、毎月の返済額は30万を超えてしまいます。

同程度のマンションの賃料が月額12万円程度ですから、ローン返済額が家賃の倍以上で、これでは話になりません。


頭金を1500万払い、残りの1500万でローンを組めば、毎月の支払いは15万以下に収まります。こうした試算で[家賃分の支出で家が買える]とセールスする業者もいますが、これはまったく意味がありません。

すでに説明したように、不動産の購入で1500万の金融資産を失い、将来そこから得られるであろう運用益を放棄しているからです。

頭金を1500万も払って毎月の支払い額が家賃より多いのでは買い手を説得できませんから、不動産業者としては、住宅ローンの返済期間を長くすることで、毎月の返済額を少なく見せるしかありません。

返済期間を30年に延ばすと、毎年の返済額は150万前後で、月々の支払いも家賃と変わらなくなります。

これで、[家賃よりも安く家が買える]という定番のセールストークが成立します。


この場合、ローンの返済総額は4500万まで膨らみますが、そのことはふつう説明されません。

住宅金融公庫の融資を利用すれば、当初10年間の金利2.55%ですが、11年目から3.5%に跳ね上がります。当然、それに応じて負担も増えますが通常は最初の安い返済額が示されるだけです。

こうした涙ぐましい努力を積み重ねて[ちょっと無理しても家を買った方が得]という"神話"を維持しているのです。

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30年後に手に入った[我が家]に価値はない。

時価3000万相当の不動産を賃借し、年間150万の家賃を30年間払い続けると、支払総額は4500万になります。

一方で3000万の物件を、金利3%、返済期間30年の住宅ローンで購入しても、ローンの支払総額は約4500万です。これなら、ローンを組んで家を買った方がやはり得ではないでしょうか?

しかし、この計算にもやはり嘘があります。建物部分の老朽化を考慮していないからです。

築30年の木造住宅は廃屋ですから、わざわざ家賃を払って借りようとする物好きはめったにいません。不動産の理論価格は賃料と収益率で決まりますから、賃料の取れない不動産の価値はゼロです。

ふたたび価値を生むためには、リフォームするか、立て直すかしなければなりません。いずれにせよ、ここで大きな追加コストが発生します。

一方、賃貸の側は、建物が古くなって気に入らなくなれば、いつでも新しいところに転居することが可能です。不動産の価格と収益率が変わらなければ賃料も同じで、敷金・礼金・引っ越し費用を別にすれば追加のコストは発生しません。


無理をして家を買っても、ローンを返済するだけで何もしなければ、30年後は廃屋に暮らすことになります。賃貸であれば、30年後でも、真新しい家で生活できます。

この違いを考慮すると、返済期間を延長しても、やはり損得は発生しないのです。

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橘玲さんの本を一部解説しましたが、もっと細かく知りたいって方は、是非本を買って読んでください^_^ ⬇️


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それでは今日はこの辺で!

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最後までお読みくださりありがとうございましたm(_ _)m


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