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硫黄についてまとめてみた! 浪人生のアウトプット勉強シリーズ その16

こんにちは、サァモンです。よろしくお願いします。

私は大学受験を目指している浪人生です。
アウトプット勉強が一番効率がいいと聞いたので、noteで勉強したことを発信しています。

さて、先日私はこのようなツイートをしました。

硫酸の製法とか、二酸化硫黄の製法とか、全く思い出せぬ……。
これは復習しなければ……。

これらのアウトプットをしていなかったので、完璧に忘れていました。

そこで復習も兼ねて記事に纏めていこうと思います。

この記事で分かること
 
・硫黄の同素体
 ・硫化水素について
 ・二酸化硫黄について
 ・硫酸について

上記の内容についてあなたは全て思い出せますか?

思い出せなかったなら、是非見ていってください。

では、参りましょう。

硫黄の同素体

有名な硫黄の同素体は3つあります。

硫黄の同素体は3つ。

単斜硫黄、斜方硫黄、ゴム状硫黄

単斜硫黄と斜方硫黄はCS2に溶けるが
ゴム状硫黄は溶けない。
常温では斜方硫黄が最も安定する。

上のツイートの通り、単斜硫黄斜方硫黄ゴム状硫黄ですね。

では、詳しく説明します。

化学式

まず単斜硫黄と斜方硫黄ですが、これらはS8で表されます。

対してゴム状硫黄はSxで表されます

CS2に溶けるか溶けないか

まず、単斜硫黄と斜方硫黄ですが、上のツイートにもある通り、CS2に溶けます

CS2とは、二硫化炭素のことですね。

しかしゴム状硫黄はCS2に溶けません

常温で安定なのは……

結論から言いますと、それは斜方硫黄です。

これまでゴム状硫黄が仲間はずれのような感じでしたが、ここに来て斜方硫黄が主張をしてきましたね。

硫黄の化合物

では次に硫黄の化合物について見ていきましょう。

まずは硫化水素から。

硫化水素

簡単に纏めましたので、以下のツイートをご覧下さい。

硫化水素
・無色で腐乱臭を持つ気体。
・還元性があり、様々な金属を沈殿させる
・硫化鉄に硫酸をかけることで得られる。

特に還元性がある、という性質が厄介です。

塩基性条件下のみで沈殿する金属イオンと、酸性条件下でも沈殿する金属イオンが存在するからです。

これについては、以下の記事の「S2-との反応」について纏めてありますので、よければご覧ください。

二酸化硫黄

次は二酸化硫黄についてです。

これもツイートでサクッと纏めましたので、ご覧ください。

二酸化硫黄
・無色で刺激臭を持つ
・還元性を持つ
・銅に硫酸を反応させて生成

硫化水素と同じように、二酸化硫黄も還元性を持つのですね。

ただし、こちらは様々な金属イオンを沈殿させるわけではないようです。

硫酸

最後は硫酸についてです。

こちらも以下のツイートに纏めましたので、ご覧ください。

硫酸
・不揮発性の液体
・濃硫酸は吸湿性、脱水作用を持つ
・熱濃硫酸は強い酸化力を持つ
・接触法によって生成される

接触法とは、二段階の作業を経て硫酸を生成する方法です。

一段回目は二酸化硫黄に五酸化バナジウム(V2O5)を触媒に、酸素を反応させ、三酸化硫黄(SO3)を生成させます。

そして二段階目。先程生成させた三酸化硫黄を水と反応させます。これによって硫酸が生成されます。

最後に

以上が硫黄についての纏めとなります。

いかがでしたでしょうか?

もし分かりにくいところや、間違っている箇所があれば、コメントで教えていただけると幸いです。

また、所々ツイートを引用していたとおり、私はTwitterもやっております。

もしよければ、フォローしてください。

それでは、今回はこのあたりで終わろうと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

またどこかでお会いしましょう。

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