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忙しい新学期だからこそ、無理をしてでも「自分の時間」をつくるべき〜10年目教員からのアドバイス〜

おはようございます。
公立高校教員のたこぽんです。

新学期が始まって2週間ちょっと。
やっと少し落ち着いてきたかな?

以前、先輩教員が
「教員は季節労働者だ」
とおっしゃっていましたが、高3授業がなく割とゆったり過ごせた3月に比べ、
4月のバタバタ度合いは、まさに季節労働者だなぁと感じます。

大好きな「朝活」をしなかった1週間

先週1週間は忙しすぎて、色々なものの準備が終わらず・・・。
ついに、毎日の6:00〜7:00の間でやっていた「朝活」ができなくなりました。
朝6:00には出勤し、授業準備や分掌の仕事を進める日々・・・。

この、早めに出勤して仕事を進める方法は
最初の頃は「今のうちだけだから」「自分でやると決めたから」
と思って、前向きに仕事を進めることができました。

しかし、これが3日、4日と続いてくると、なんだかモヤモヤしてきます。
精神的に暗い気持ちになっていく。。。
時間的には、普段から同じ時間に起きて「朝活」をしているのに、です。

「やらされ感」が精神を病ませる

私は何がいけなかったんだろう?と改めて考えました。
そこで思ったのが「やらされ感」が精神を病ませる、ということです。

教員の仕事の厄介なのが、
最初は生徒のためを思って「自分からやろう!」とはじめたことが、
いつの間にか「やらされてる仕事」になりがちなところ
です。

例えば、提出されたプリントへの一言。
最初の頃は教員も「生徒もコメントが書いてあった方がやる気が出るだろう」と思ってはじめます。
が、他の仕事が忙しくなり、だんだん返事をしなければいけないプリントがたまってくると
「やらされ感」がムクムクと湧き上がってきます。
最初は自分自身が「やった方がいい!」と思っているだけに「やらされ感」に気づきにくくなってしまうんですよね。

教員って真面目な人が多いので、一度やり始めた仕事を途中でやめる、ということがやりにくい。
さらに「生徒の手前、ちゃんとしなきゃ!」と思っているから、どんな仕事でも完璧を求めがち

こうして、気づかぬまに「やらされ感」が醸成されていくわけです。

強制的に「自分の時間」をつくった

いつのまにか「やらされ感」満載の朝の仕事をやっていて、精神的に追い込まれていた自分。
このままではダメだ!と思い、すぐに早い時間の出勤をやめ、
自分のやりたい「朝活」の時間をとるようにしました。
やらなければいけない仕事は山積みなのですが、
一旦そのことは考えず、朝活の時間は「自分のやりたいこと」をやりきりました

さらに、朝の時間だけではなく夜の時間も活用
仕事から帰宅したら、子どものお世話をする必要があり、帰ってからもあまり時間はありません。
が、子どもを寝かしつけた後、1日だけ妻にお願いをして、ずーっと行きたかったサウナへ

とにかく、強制的に「自分の時間」をつくった結果、今では前向きに仕事に取り組めています。
自分で生活をコントロールできている感覚を持つことができ「やらされ感」が解消されたからでしょうね。

新学期をお迎えの先生方。
お忙しい日々を過ごされているかと思います。
精神的に「追い込まれてるな〜」と思ったら、まずは強制的に「自分の時間」をつくってみてください。
それだけでも、かなり気持ちが楽になると思いますよ。

それでは、みなさん、くれぐれもご自愛ください。

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