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私の投資歴

今回は、私takonxの投資歴について書いてみたいと思います。
ちょっとした暇つぶしに軽い気持ちで読んでみてください。
失敗談も赤裸々に書いてみました。もし誰かの参考になれば幸いです。


学生時代 <投資対象:自分(勉強)>

自分は昔から怠け者で、できれば働かずに楽して生きていきたいと考えていました。
ある時テレビか何かで、投資家が何億円も稼いでいることを知って「自分もやりたい」と感動したことを覚えています。

ただ当時は知識がなく、大金を持っていないと投資はできないと思っていたため、まずはお金を稼ごうと思い、とにかく勉強を頑張って良い大学に進学し大企業に就職しようと考えました。

ラッキーなことに自分は学校の勉強が好きだったので、(一浪しましたが、)大学に進学し、プライム市場(当時は東証一部)上場企業に入社することができました。

今思い返せば、勉強を頑張ったことが人生で初めて実践した投資でした。

社会人新人時代 <投資対象:FX>

入社時点ですでに「投資家になって働かずに生きていきたい」と考えており、まずはとにかく投資資金を貯めることに努めました。

そして100万円ほど貯まってきたところで出会ったのが「FX」でした。

FXに惹かれた点はレバレッジをかけて少額の資金でも儲けられるところです。
現在の最大レバレッジは国内で25倍ですが、当時は100倍や400倍というレバレッジをかけることができました。

一晩で月収以上の儲けが出たときは、脳汁がドバドバと出て興奮したことを覚えています。
よく夜更かししてアメリカの経済指標の発表に合わせて売買したものです。

そしてFXを始めて1か月くらいたったころに事件は起きました。

ほんの10分かそこらで100万円近くが無くなりました。

まさに「FXで有り金全部溶かす人の顔」状態です。一発退場です。
これを機に、しばらく投資の世界から離れることになります。

今思い返せば、自分がやっていたのは投資ではなく投機(ギャンブル)でした。

社会人若手時代 <投資対象:仕事?>

FXの失敗から「投資は危険」という意識がついてしまい、しばらく投資のことを考えることが無くなりました。

一方で、仕事はそれなりにやりがいがあり、一生懸命頑張っていたと思います。
当時はほぼ毎日終電まで仕事してました。今思うとゾッとします。
ただおかげでお金はそこそこ貯まりました。

社会人中堅時代その1 <投資対象:株式(株主優待)>

FXの失敗から5年、だんだん仕事がつまらなく感じ始め、再び投資への思いが復活してきました。

そんなとき、2014年に旧NISAがスタートしたニュースを聞いて、投資の勉強を再開しました。
ただやはりFXの失敗が脳裏から離れず、すぐに投資に手を出すことができませんでした。

そんなもやもやした時期を過ごしていたとき、雑誌か何かで「株を持つと商品がもらえる」という株主優待の特集を見つけました。
これなら大きな失敗をすることなく投資ができそうと思い、株主優待のある株の購入を始めました。
株主優待は、主に食品やQuoカードをもらっていました。
当時の投資額は、だいたい1千万円だったと記憶しています。

社会人中堅時代その2 <投資対象:株式(キャピタルゲイン)>

しばらく株主優待目的での投資をしていて、ふと気づきました。
株主優待だけでは儲けられない、と。
私の目標は「儲けて楽に生きる」です。

そんな時に、株を保有している1社が倒産しました。
「優待だけを見て株を買うのは危険だ」と思い、手法を変えることにしました。

そこで始めたのはもっと儲かるために株式の売買です。
FXでの失敗を糧に、デイトレードなどの短期売買はせず、数か月単位の売買で挑みます。
この時実践していた投資手法は2つで、1つは権利確定日前に売る、で、もう一つは雑誌に乗っている株を買う、です。

株主優待目的の投資をしていた時に気づいた「権利確定日に向け株価は上がり、それを過ぎると株価が下がる」法則を利用し、株価が下がったタイミングで買い、権利確定日に近づいて株価が上がったら売る、を実践しました。

また、優秀な専門家が分析したうえで掲載しているのだから間違いないと考えて、雑誌に掲載されている株を買っていました。

結果は微増でした。うまくいったりいかなかったりで、資産は少しずつしか増えませんでした。(減らなかっただけよかったと思います)
この状態が数年ほど続き、投資額は約2千万円でした。

社会人ベテラン時代その1 <投資対象:株式(インカムゲイン)>

世間は2020年を迎え、巷ではFIREという単語が出始めた時期です。
自分の実力では、株の売買で儲けることは難しいと悟ります。
ただし、本業のほうはまったくやる気が無くなっており、会社からの評価も悪く給料は減少するばかりです。投資を辞めるわけにはいきません。

ここで着目したのは「配当金」です。株を持っているだけで収入を得られます。
これなら自分でもできそうと思い、高配当の株を買い始めます。

この時に気を付けたことは、倒産しなさそうな会社を選ぶことでした。
借金の少ない会社や利益を出している会社を選んでいました。

配当金だけでは私の目標である「大金持ち」には到底なれません。
ただFIREを知ったことで、「投資でたくさん儲ける」という考えから「投資で定期収入を得る」という考えに変わってきました。
配当金目的の投資が自分に合っている気がします。

社会人ベテラン時代その2 <投資対象:株式(ハイブリッド)>

2023年ごろは、投資額が約4千万円になっていました。
配当金目的の投資にも慣れてきたので、少しアレンジして3つのスタイルでの投資をスタートさせました。

一つ目が配当金目的の投資。
減配しないことは大切ですが、私は連続増配の有無や過去の減配の有無はあまり気にせず、とにもかくにも倒産しない会社として「財務が優良」な会社を選んでいます。

二つ目が、あわよくば株価が上がったら売って売却益を狙う投資。
一つ目の配当金目的で株を買うときに、その株が「割安」かどうかも重視します。
割安であれば、いずれ株価が上がる可能性があります。そして、配当金で得られる利益以上に株価が上がったら売却してます。

そして三つめが、株主優待目的の投資。
やっぱり何かもらえるとうれしいですよね。銘柄を選ぶときは上記2つと同様に「財務が優良」かどうか、「割安」かどうかを見ています。

現在 <投資対象:株式(ハイブリッド)、投資信託>

2024年に新NISAが始まりました。
つみたて投資枠と成長投資枠を併用可能になったので、積み立ても始めました。

つみたて投資はあまり詳しくないので、世間で言われている王道な手法で投資しています。
つまり、信託報酬(手数料)の安いインデックスファンドを毎月定額で買い続ける、です。

また、これまでは日本の株式がターゲットでしたが、米国株式にも配当金が大きい銘柄がありますので、最近はそちらも少量ですが投資をしてみています。

まとめ

ご高覧いただきありがとうございました。いかがだったでしょうか。
紆余曲折ありましたが、現在はある程度投資手法は固まっており、淡々と資産を増やしている状態です。
近いうちにFIREできるのを目標に、日々楽しく投資をしています。

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