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画期的なアマゾンの働き方


アマゾンの最強の働き方(コリン・ブライアー&ビル・カー著)


を読みました。

この本はアマゾン創業者、ジェフ・ベソスの元側近がアマゾンでの働き方を紹介した本です。

印象に残ったのは、パワーポイントについて。
私が今働いている会社でも、他社への説明にはパワポを使用しています。
パワポでサクッと一枚
が合言葉。

でもアマゾンでは下記理由で、パワポは廃止したもよう。

・平凡なアイデアが立派に見えてしまう。
→確かに…パワポのデザインに左右されますよね。
・プレゼンがダイナミックに演出されると、聴衆はつまらないアイデアにも好意的に反応することがある。反対にプレゼンの手際が悪いと、聞き手は議論のポイントをつかめず、アイデアが良くても積極的に検討できない。だるい口調やつまらない画像のせいで素晴らしいアイデアが見過ごされてしまう。
→説明が上手だと、中味がどうあれ、素晴らしく感じてしまいますよね。

という問題から、アマゾンではパワポを使わずにワードの説明資料に切替えました。

会議の初めに説明文を配布し、全ての出席者が最初の20分間で黙読する。これはパワーポイントで行う一般的なプレゼンに要する時間と大体同じである。出席者はこの時間を使ってメモを取ったり、自分の考えを書き加えたりしながら、資料の内容を理解する。全員の準備が整ったら検討を開始する。

確かにパワポに記載している内容は不十分なことが多く、口頭で説明している内容を自分でメモとらないといけないですよね。そのメモ内容は聞く人によって違うから、後々認識の相違で問題になることもしばしば。

パワポ廃止は斬新で効果的に効率アップできそうだな、と思いました。が、社長位のトップが強力なリーダーシップでもって旗振って進めていかないと、中々難しそうですね。

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