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内気でもいいのだ



静かな人の戦略書(ジル・チャン著)を読みました。


私は子供の頃から内気な人間で、友達関係も狭く深く、話すよりも聞くタイプでした。
話すよりも、聞く。
なんて格好いいことを言っていますが、単に話すのが苦手なので、口をつぐんでいるだけです。
取引先に電話するときは、聞くことをリストにしてからでないと、話をしているうちに頭の中が真っ白になるタイプ。

この本の著者も内向的な方のようです。
内向的な人には強みがあるんだから、と内向的な人の長所をあげています。
例えば、
物事を突き詰めて考察を深めることができる。
準備に時間をかける傾向があるから、レベルの高いものが仕上がる。

だから内向的でもいいんだよ。
と、背中をたたいてくれます。

以下一部引用します。


以前は〇〇さんて静かだよね、とうわさ話をするときは否定的なニュアンスが含まれていた。反応が遅いとか、自分の考えを持っていないとか、周りの人とコミュニケーション取るのが好きじゃないとか。
だが現在は、静かであるという意味でしかない。
産業界のトレンドも変わってきている。一般の人々の関心は魅力的な話術がものを言うウォールストリートモデルから、合理性と実用性を重視するシリコンバレーモデルへと移っていった。

静かな人の戦略書

内気な人間の時代キター!!


自分が変わらなくても、世間が変わりつつあるですね。

だからと言って、何もせず殻に閉じこもっているだけでは駄目で、この著者のように内気でも成功するためには、苦手なプレゼンの練習したり、努力はしないといけないんですけど。

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