3月19日劇的な日々もこの不適切な関係の彼がいたら
新人営業のおじさん
この人は
この会社では10年以上のベテラン
私と部署を分けて
営業部門を任された
任されて数日
ほぼその仕事はせずに
いきなり
辞めた
会社自体に
10年所属して
私よりも
そんなに大変な思いもしていないのに
辞めた
逃げた
今月3人辞める
先月2人辞めた
人が辞める事は
スリム化で
いらない人はいらない
彼は
計画的に
この会社を改革している
凄い人だと思う
だから
…
初めから私は
この人は
私にとって未知のことを知っている
と
興味を持っていた
それは
恋愛感情ではなくて
そして
人生の全てを賭けて
離婚をして
生きる道を選んだ私は
彼に賭けた
自分の本当の弱さを
彼に見せた
弱音を吐いた
悩みを話した
泣いた
その断片は
こいつはダメだ
と思われても
仕方ないことだし
いつもそうやって
排除されてきたと思う
でも
彼は
教えてくれた
仕事ではない
生き方を
彼は
社会の渡り方を
教えてくれた
毎日
日々
彼がいないと
私は生きていけないほどになっている
だって
私は
生き方がわからないから
助けてくれている
彼は
多分今まで
私が関わった誰よりも
…
でも
病気だったことだけは言っていない
きっと気がついていると
思うけれど…
いつか
何年も経って
私もちゃんと認められて
会社もしっかりと業績を上げて
私自身も
地に足をつけられていて
…
でも
言わなくてもいいよね
私は
私なんだから
病名なんて
転んで怪我をした
瘡蓋の跡位なものなんだから
…
夢なの
私は
この会社の業績が
本当にプラスになって
安定すること
もう私の夢になっているのから
そして
それを
実現させられる
と言い切る彼のことが
本当に好きだと思う
夢を
夢じゃなくて
ちゃんと現実に思って
泥臭くやり抜く彼は
本当に
凄い人なんだ
…
泥臭くと言うのは
彼がそう言うから
彼は
休んでいないから
…
やろうよって
時々は
私と癒しの時間を…
彼は
私と会う理由を
いつも考えてくれていた
いつも
いつも
最近
奥さんが来ているから
会いにはいけない
休みを取らない彼は
時間を作れない…
誰も知らないんだから
理由なんて
いくらでも作れるのに
…
その理由を
私が考えて
と
…
私も彼も
仕事の泥に塗れながら
2人の逢瀬を
体の底から
望んでいて…
明日
どう言って
抜け出すのか…
理由なんて
わからないけれど
会いたいって
凄く思うことも
ちゃんと伝えて良いのかも
戸惑うほどに
きっともう
ダメなんだよ
求めすぎていて
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