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「世界を変えたい」

「また始まる(素敵な)お話があるんだ」
2016年、BiS-新生アイドル研究会-再始動を鳴らした曲「BiSBiS」のフレーズ、そして2021年、そのフレーズをサンプリングした歌詞でHO6LAはスタートした。

もともとBPM15Qが好きで苺りなはむを知っていたからメンバーオーディションをなんとなく観ていたんだけど曲のコンセプトとか世界観とかがぴったりめちゃくちゃハマった。ライブやイベントのためだけにわざわざ東京に行ったり高校生ながらお金を貯めてチェキやグッズを買ったり、いつの間にかHO6LAが生活の中心になっていた。それまでもさまざまなアイドルグループを追ってはいたがここまで夢中に追うことができたのはHO6LAだけだ。
そんなHO6LAが解散して1年以上経った。今でも毎日欠かさず曲を聴いている。全然売れなくてとても早く消えてしまったHO6LAだけど僕はやっぱりどのグループよりも好きだし多分これからも変わらない。そんなHO6LAについて魅力を今更ながら伝えたい。

まずはこのオーディション告知動画なんだけど告知動画なのに音楽がかっこ良すぎる。この曲はのちに唯一のアルバムに収録されていてイベントやライブのSEとして使われた。HO6LAの世界観の詰まった曲だと思う。あと映像に出てくる確定メンバーのパンちゃんのビジュがとてもいい。この予告動画の時点で期待が高まっていた。

この三つの曲はレペゼンの事務所に所属するトラックメイカーのKOERUさんが手がけていて1曲に様々なジャンルを取り入れつつEDMと和の要素が強い独特な作風でどこかYunomiさんを彷彿とさせるような雰囲気がある。それもそのはずKOERUさん自身Yunomiさんの影響をかなり受けていてジャンルはYunomi系と言えるだろう。僕自身もYunomiさんの作る音楽が好きだったのでかなり刺さった。Yunomiさんを知っている人は共感してくれるはずだ。


HO6LA恐ろしく人気がなかった理由はやはり中途半端だったことだと思う。ほぼ全てのメンバーに前世(以前にアイドルに所属していた実績や活動)がある割にそのイメージに抗うような売り方をしてメンバー自身についていたファンを裏切るようになってしまったことだと思う。インディーズアイドルの世界はとても狭くて脱退や解散が日常茶飯事であるからこそファンは少しでも違和感を覚えたら去ってしまう。実際HO6LAは元BiSのパンちゃんをはじめとするプロアイドルがいながら印象は良くなかったしイベントもあまり人が入っていなかった。まぁ終わったことをどうこう言っても仕方がないので愚痴は控えておこう。

人気のなかったインディーズアイドルは活動を終了した後しばらくしたらサブスクからも消えることが多いけどHO6LAは活動終了から2年が経とうとする2024年6月現在も各種サブスクで音楽を聴くことができる。また一部の楽曲は公式がYouTubeに再生リストを残していてくれているのでぜひ聴いてみてください!


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